前回掲載した東市場の神明社、社頭の東町交差点を南に向かい、最初の交差点で右折すると今回掲載する「玉龍山 宝仙寺」が鎮座します。移動時間は2分もあれば門前に着けます。 上の左の地図は明治24年(1891)の東市場集落。赤丸部分が鎮座地、当時の集落には曹洞宗のお寺「宝仙寺」とすぐ南に高野山真言宗の金剛寺の二寺が記されています。「宝仙寺」は江戸幕府が開かれて間もない頃の元和3年(1617)に創建されたと記録されています。曹洞宗のお寺で本尊は十一面観世音を祀るようです。岩倉市の解説に宝仙寺について以下のように記されていました。「雷除けの御仏東町の宝泉寺には本尊の十一面観世音(木仏座像)の外に、同じく木…