令和6(2024)年12月22日(日)は、 今年最後の「庚申」(かのえさる) の縁日です。 「庚申」(かのえさる) は60日毎に巡ってくるので 11月のこともあれば12月のこともあります。 各地の帝釈天や庚申堂は、 多くの参拝者で賑わいます。 干支の「庚申」(かのえさる) の夜に、 人間の体の中にいる三尸 (さんし) という虫が、 寝ている間に体から脱け出して、 寿命を司る神である天帝に その人間の行った悪行を告げ口するために 天に昇ると言われています。 三尸の虫は、人間が寝ている間にしか体から 脱け出ることが出来ないので、庚申日には、 夜を徹して酒宴を催す風習があります。 これを「庚申待ち」…