江戸時代から大名庭園で行われてきたとされるマツカレハの幼虫(マツケムシ)を除去する方法害虫駆除法。木の幹の地上2mほどの高さに、わらでできた「こも」を巻きつける。
マツカレハの中齢幼虫は、冬になると、地上に降り、枯れ葉の中などで越冬する習性を持つ。このため、10〜11月頃にこも巻きをしておくと幼虫が地面だと間違えてわらの中で休眠するので、翌年暖かくなる前にわらを取って処分してしまえば害虫を駆除することができる。
松のこも巻き 杉並区の善福寺公園 2014年12月24日 安藤伸良撮影 自然観察指導員とは、自然を守る登録制のボランティアのこと。「自然観察からはじまる自然保護」を合言葉に、日本各地で地域に根ざした自然観察会を開き、自然を守るための仲間づくりに励んでいる。 日本自然保護協会が主催する指導員講習会を受講、修了して登録申請すれば、誰でも登録可能。企業戦士として働き尽くした会社を定年退職後、63歳で登録、指導歴13年を超えたシニア指導員の自然コラムを紹介する。 つれづれなるままに、今回は冬に見られる樹木の腹巻、「こも巻き」とは。 江戸時代からの害虫対策 マツケムシ退治 昆虫の宝庫 親子で夢中の観察会…
午後、気温10℃、風もない冬晴れの中、今日は、ミニチャリで、サイクリングしてきました。 片道一里、車道を避けたので往復ほぼ10km。 電動アシストゆえ、疲れ知らず。(苦笑) 先日も行った「蒲生の一里塚」の横を通り、綾瀬川に架かる、由緒ある日光街道の「蒲生大橋」(江戸時代の文献には、大橋土橋という記録あり)を渡ると・・・ 橋のたもとの欄干には、高浜虚子の句碑が掲示されています。 領(りょう)す=自分のものにするという意味ですが、ここでは、独り占めかな? 川を渡ると、草加市で、ほどなく、草加松原遊歩道の北端に着きにけり。 草加せんべいでも有名な街ですが、この句碑が建っています。 高浜虚子に師事した…