『つれづれなるままに、日暮らし、硯に向かひて、こころにうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。』 意味は、 「することがなく退屈なのに任せて、一日中、硯に向かって、心の中で浮かんでは消えていくとりとめのないことを何ということもなく書き付けていると、不思議に気持ちが高揚してくる。」 吉田兼好『徒然草』の冒頭の一文です。 徒然草 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川文庫ソフィア 99 ビギナーズ・クラシックス) 作者:吉田 兼好,谷口 広樹 KADOKAWA Amazon 『徒然草』は清少納言『枕草子』と鴨長明『方丈記』とならぶ、日本三大随筆の一つ…