ユーラシアの大部分及びその周辺島々から成る地域。
世界の陸地面積の約3分の1、世界の人口の約半数を占める。
大陸を二分するヨーロッパとの境界は、ウラル山脈、ウラル川、カスピ海、カフカス山脈、黒海、ボスポラス海峡、マルマラ海、ダーダネルス海峡、及びエーゲ海。
アフリカとの境界は、スエズ運河及び紅海。
もともとは、現在のアナトリア(トルコのアジア側地域)を指す言葉。
語源は、地中海東部のフェニキア人が、東方の地域をアス(Asu、日の出る地方)、西方をエレブ(Ereb、日の沈む地方)と呼んだことによるとされる。それぞれ"Asia"と"Europe"になった。この区分自体が西ヨーロッパ中心の視点に基づいている。