ウラジロノキではないかと思います・・・枝が分岐しながらくねくねと平面状に広がっているのを見ているうちに、どこが似ていると感じるのか説明が難しいんだけど、いつかどこかで見た龍の天井画を思い出した。 天井と言えば2歳から15歳まで戦前に建てられた木造平屋の二軒長屋の社宅に住んでいた。小学校低学年の夏休みの「決まり」で午後1時から3時までは昼寝をしなければならず(すごい決まりが小学校から指示されていたものだ!)でもそう簡単には寝付けない。六畳間に布団を敷き、仰向けになり、申し訳程度にタオルケットを腹に巻き、天井の板材の木目を眺めながら時間をやり過ごす。木目を辿るのを地図上の道を辿っているのだと想像し…