Fenugreek, Kasoori Methi(スパイス事典) 大変古くから様々な用途に使われていたスパイスで、 一般的に種を「フェヌグリーク」と言い、 「メティ(メッチ)」はインド名。 葉を乾燥させたものを「カスリメティ」と言います。 歴史 古代エジプト人は死体に詰めてミイラに香りを移したり、 種をペーストして体に塗ると体温が下がるので、 解熱剤にしたり、 儀式に使うお香に、また牛の飼料にもしていました。 中近東など、宗教上の理由で肉を食べない国では、 栄養価が高い貴重なたんぱく源として重宝されています。 日本には江戸時代に入ってきて、 和名の「コロハ(胡廬巴)」と呼ばれる漢方薬は 腎臓機…