隠秘学(オカルト)のひとつ。 ユダヤ教の神秘思想。メルカバ(天の戦車、神の玉座)に接することを目的とする。 基礎的文献として「ゾハル」(光輝の書)、また生命の樹を説いた「イェツィラ」(形成の書)が有名。
古くから西洋*1の間で占いとして利用されている。応用したものに数秘術がある。
古代ユダヤの秘法 カバラの幸運術―生まれた曜日があなたの人生を左右する (カッパ・ブックス)
*1:ケルト民族など
跳躍的超約 アダムから今日までの教えの連鎖。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 超要約 アダム→イノーク(エノクとも)→大天使メタトロン→メルキゼデク→アブラハム→ イスラエル王国→バビロン捕囚から帰還→バビロンと旧パレスティナ→第二神殿時代(紀元前516年から紀元後70年まで)バビロンと旧パレスティナ(教えの中心地)に加えて、北アフリカや西アジアやヨーロッパ。この頃にパリサイ人とエッセネ派誕生→ パレスティナのラインと並行して 初期キリスト教徒が継承(場所は不明、建築中のヘロデ神殿周辺?ヘロデ神殿62~64年頃完成)→ヘロデ神殿破壊(70年)後、…
2 霊的組織 個人が人間の原型としてのアダム・カダモンへと成長していく時の、霊的レベルの上昇する団体という位階もある。これらの内的グループは様々な形をとる。霊的人間と言うのはどんな場所にも存在し、そうした人々が集まったグループもまたあらゆる場所に起こりうる。 また、このようにも言われている。百人いてもその内のたった一人が自分の人間的成長に興味を持つ。しかし、その道につかまり、彼の人生の最後までそれを運ぶのも百人に一人と。つまり秘教的な人生に身を投じるのは一万人に一人と言うことになる。 一万人に一人は意外に多い(日本で計算すると12,000人もいる)。「地の塩」と呼ばれる人々が個々の選択の段階で…
最近、読んでいる本が矢鱈と小難しい言い回しをするので、読んでも読んでも全く内容が頭に入ってきません。そこで分かり易い言葉に言い換えたモノをこのブログに置いておこうと思います。わたしが後で読み返して勉強するのにも使えるし、もしかしたら、誰か他の人にとっても有益かも知れないからです。興味はあるけれども本を買って読むのには抵抗のある方、或いは、わたし同様にこの本を読んでいらっしゃる方の解釈や理解の参考になれば幸いです。 読む際の留意点 ・個人的なメモとして感想などを書き込むこともあるかも知れません。 ご不要の方は飛ばして頂ければと思います。 ・わたしが興味を惹いた記述については長く引用します。 ・わ…
時々、キリスト教徒(特に西洋で育った信者)が、 カバラを悪魔的だと冒涜するのを見かけます。 カバラは神道にも長く根付いて来たもので、神道にも存在します。仏教にも入っています。もともとは、両方が聖書の神から影響を受けている宗教です。 一般的に、西側の文化で育った人は、東で誕生する思想や宗教に対して、偏見を持っています。実際、キリスト教は東で誕生したアジア発祥の宗教なのですが、カトリック・プロテスタントという流れが西側で誕生した故、キリスト教は西側の宗教のような錯覚に陥っています。結果、東の思想をそれに反するものとして徹底排除してしまう。 日本のキリスト教徒も西周りのキリスト教の文化や思想を引き継…
【カバラ数秘術】では、「運命数」の他に「過去数」「未来数」と呼ばれるものも存在します。今回は、その「過去数」「未来数」の1~6までの特徴や計算方法などを解説していきます。
【カバラ数秘術】の「マスターナンバー」について解説していきます。