前回の続きみたいな話です。 弁証法と、逆説弁証法は、日常で頻繁に使用する哲学的思考方法ですが、人間の思考は相対するものの二元論で出来ているので、ある程度まで思考が深まると必ず矛盾に行き着きます。 例えば、光と闇のどちらが正しいかとか、真の善(悪)とは何かという問題を突き詰めていくと、次第にどちらが正しいのか分からなくなり、最後は論理的に破綻してしまいます。逆を言うと、矛盾に至らない思考は一方的であり、道半ばだという事になります。 人権、差別、戦争などの問題にしても、自分が絶対に正しいと思い込んでいるヤベェ人達が居ますよね。あの人達は自惚れ屋で他人を見下しているから、矛盾と向き合ったり、論理の破…