戦争が生んだ究極の『ぼっちキャンプ』は一人ではなくふたりぼっちのサバイバルだった! (評価 78点) 古今東西の昔から負け犬というのはひねくれものと決まっている。だから映画も一風変わったシュールなものが好きなのだ。ところが、負け犬が昔から偏愛する本作は、一風変わったどころの話ではない、101分の上映時間のその全編通して登場人物がたったの二人しか出てこない。たったふたりぼっちで生き延びるそんな映画をご紹介。 第二次大戦下、南太平洋の無人島に、一人の日本帝国海軍の黒田大尉(三船敏郎)という人物が流れ着き、生きるためのぼっちキャンプ生活を送ることに。そこへ、今度は、米軍のパイロット(リー・マービン)…