戦後80年

前回、読谷村(よみたんそん)の渡具知公園にある米軍上陸の碑から、比謝川とその河口の眺望をご紹介しました。今回は、対岸からの様子をご紹介したいと思います。 嘉手納町水釜 渡具知公園の対岸は、嘉手納漁港がある嘉手納町(かでなちょう)の水釜という地域です。 平和そのもの🕊️ 川沿いに堤防が整備されていて歩くことができます。釣り糸を垂らしている人もいれば、SUPやカヤックを楽しむ人たち、こちら側ものどかな空気が流れています。因みにワテは比謝川でカヤックにチャレンジしたことがあります😃腰が終わりましたが😇、その痛みを甘んじて受け入れようと思えるくらい楽しかったです🙂 上陸の碑を対岸に望む 艦砲射撃の跡ら…

こんにちは、かきおこです😃天気が良かったので、久しぶりに沖縄戦の戦跡を訪ねてみました。 沖縄本島への米軍上陸地点 1945年(昭和20年)4月1日午前8:30、沖縄本島中部の西海岸からそれは行われました。その数、艦船1,300隻、空母艦載機1,700機、将兵45万という大所帯でした。広きに渡る上陸地点の一つ、米軍上陸の碑が建つ渡具知(とぐち)公園を訪ねました。 米軍上陸地点が分かる地図が碑になっている 子供たちのはしゃぐ声が溢れる空間 渡具知公園のすぐ横には比謝川(ひじゃがわ)が流れており、米軍は海岸線だけでなく川幅のある比謝川からも上陸したそうです。なにせ文字通り大軍ですからね…。この水面に…

大人だからこそ、もう一度。 「太平洋戦争」を学びなおすという趣味。 私たちが学校で学んだ「歴史」は、どうしても年号や出来事を記憶することに重点が置かれがちでした。 特に「太平洋戦争」というテーマは、重く、悲劇的で、どこか距離を置きたくなる題材だったかもしれません。 けれど、大人になった今だからこそ―― 仕事や家族、自分の人生と向き合う中で、「なぜあの戦争は起きたのか」「人々はどんな想いで生きていたのか」「戦後の日本はどのように形づくられてきたのか」といった問いに、自然と関心が向くことがあります。 歴史は、過去の出来事ではなく、「今」と「これから」を考えるヒントに満ちています。 このブログでは、…

天皇皇后両陛下が硫黄島を来月訪問される！ 栗林中将以下、戦死された方々もさぞやお喜びになられているかと。 私は関係者でもありませんが何故か嬉しいものですね。

歴史を学ぶことは、未来を守ること。 新たにAmazon Kindleで発売された『先の大戦とは何か 日本はどこの国に対して なぜ戦争を始めたのか』は、これまで教科書では触れられてこなかった一次資料をもとに、日本の戦争開戦の経緯を深掘りする一冊です。 なぜこの本が必要なのか？ 「戦争は悪いことだ」という認識は広く共有されています。しかし、なぜ日本が戦争に踏み切ったのか、その背景を正しく理解している人はどれほどいるでしょうか？ 本書では、当時の宣戦布告（宣戦の詔書）や東條英機首相の国会演説といった貴重な一次資料を、原文と現代語訳を並べて掲載。さらに、著者による解説と考察が加わり、読みやすく構成され…

こんにちは、かきおこです😃今日は最近読んだ戦争関連の書籍を元に予科練なるものについて書いてみます。 『予科練白書 下士官・兵のみた戦中と戦後』 桑原敬一 2006年(初版第一刷) あどけない表情の少年たちが表紙を飾る いつもは図書館で本を借りますが、これはたまたま横須賀の伯父宅でもらった物です。図書館が放出したリサイクル本を伯父が譲り受け、ワテの手元に巡って来た格好です。 以下、この本の内容を元にしています📖 よかれんって何？ 予科練とは、海軍飛行予科練習生の略称で、海軍航空戦力となる搭乗員の養成機関のことを言います。1930年(昭和5年)に横須賀海軍航空隊内に誕生。満州事変の前年ですから、日…

戦後〇〇年の節目じゃなくても興味津々 こんにちは、かきおこです🙂沖縄と台湾をメインコンテンツに発信していますが、太平洋戦争についても、本や映画、戦跡などを紹介しながら書いていこうと思います。 なんで戦争？ 太平洋戦争について興味を持ったのは、沖縄に移住して沖縄戦に関連する戦跡や話題が身近になったことも大きいですが、きっかけは台湾にハマったことなんですよね。台湾のことをもっと知りたい!!と思い台湾の歴史を調べたら、日本の敗戦で台湾が影響受けまくりだったことを知り。。。それはもうとんでもなく申し訳ない気持ちになったわけですが、それから戦争とかあの時代のことに強烈に興味が広がっていった感じです。 因…