「女は弱し、されど母は強し」8月になると思い出す言葉です。 私は昭和30年代生まれのため、日本の戦後の混乱期は想像でしかありません。 しかし、あの激動の時代を必死に生き抜いた大正生まれの大人たちがよく話してくれたことを、今でも鮮明に覚えています。 私の父も志願兵として戦地に赴き、復員し戦後の日本を生きてきた人でした。 東京が焼け野原であった時に、祖父と一緒に巣鴨や王子の土地を復興する仕事をしばらくしていました。 最近ふと思い出した時、なぜ祖父と一緒に働いていたのかなんとなく理由が分かった気がします。 祖父は戦地から帰ってきた父が変わってしまったと言っていました。 気力が失せていたのだと。 そこ…