映画『サタデー・フィクション』は、『スプリング・フィーバー』(2009)、『シャドウプレイ』(2018)などの作品で知られる中国のロウ・イエ監督の11作目にあたり、1941年の上海・英仏租界を舞台に太平洋戦争開戦までの一週間の各国の諜報戦をスタイリッシュなモノクロ映像で描いている。 youtu.be 人気女優とスパイという異なる顔を持つ主人公ユー・ジンをコン・リーが演じ、彼女と恋に落ちる演劇青年タン・ナーに台湾の国民的俳優マーク・チャオが扮している他、暗号通信の専門家である日本海軍少佐・古谷三郎役にオダギリジョー、日本海軍特務機関所属の狙撃の名手・梶原に中島歩、ユー・ジンの養父でフランス側の諜…