オダギリジョーが中国映画に出演しているということで鑑賞。 日本の真珠湾攻撃12月8日にいたるまでの1週間、上海の外国人居留地で繰り広げられたスパイ大作戦の死闘が、モノクロで描かれる。 欧米側の女スパイ、ユー・ジン(コン・リー)は、表の顔である人気女優として舞台に出演するために上海に乗り込む。演出家で俳優のタン・ナー(マーク・チャオ)とはかつて恋仲だったようで、舞台の内容も二人の出会いと恋を暗喩するようなものだ。 劇中劇と映画の本筋が絡み、注意して観ないといけない。登場人物のほとんどがスパイ活動に関与していて、欧米側なのか日本側なのか、いや自らの保身のために立場もコロコロ変わるのか。さらに言うと…