ようやく、香港映画『トワイライト・ウォリアーズ 決戦! 九龍城砦』を観ることができた。 1980年代の香港。香港へ密入国した陳洛軍(レイモンド・ラム)は、住民票を手に入れようとして黒社会に追われる立場となり、命からがら九龍城塞へと逃げ込む。そこでも九龍城塞を束ねる龍捲風(ルイス・クー)に叩きのめされるのだが、行き場のない洛軍は龍捲風や住民たちに助けられて九龍城塞に住み着くようになり、信一、十二少、四仔といった若者たちと友情を育むようになる。 龍の親友でもある秋兄貴(リッチー・レン)は、かつて龍と闘って倒された伝説的な殺し屋・陳占(アーロン・クォック)に家族を殺された怨みから、その親族全てを殺す…