対価を支払い物を手に入れたり、サービスを享受したりすること。
一般に用いられる対価はお金であるが、従来の硬貨・紙幣のみならず支払い形態が多様化しつつある。
金銭が誕生するまでは、バーター(物々交換)が行われていたが、「金」という概念の形成と共に、「買う」という行為が生まれた。
派生語として、購買意欲を滾らせながら、街を徘徊するウィンドウショッピング、
テレビで商品を紹介して、電話・ネットで申し込むテレビショッピング、
ネットで紹介された商品を買うネットショッピングなどがある。
なお、"shopping"の語にはより安い物を探して店から店へと渡り歩くイメージがあり、常に複数の業者を競わせて最安値を追求するような顧客の購買行動を、ホールセール業者の立場から「ショッピング」と言うことがある。そこには、継続的な取引関係による信頼が築けないというネガティブな意味が含まれている。
また、担当医を次々に変え、病院から病院へと渡り歩く患者の行動をドクターショッピングと言う。