数関数的に発達したコンピュータが、人間以上の知能と意識を持つようになるとされる時点、その日を指す。Technological Singularity。技術的特異点。
主に人工知能(AI)の文脈で議論されることが多い。技術的特異点の後は人間と同等またはそれ以上の知能・仕事・知識をこなすことができ、何らかの自意識を持つコンピュータである「強い人工知能」やポストヒューマンが支配することになると言われている。またその時期はだいたい2045年ごろだとされるため、一般的に「2045年問題」とも呼ばれる。
1993年、アメリカの数学者でありSF作家であるヴァーナー・ヴィンジの論文「技術的特異点(The Coming Technological Singularity)」にて提唱。またレイ・カーツワイルなども同じく提唱している。
年に1度、信奉者により「シンギュラリティ・サミット(シンギュラリティ大学)」と呼ばれる国際会議が開かれている。
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ポスト・ヒューマン誕生 コンピュータが人類の知性を超えるとき
2045年問題 コンピュータが人類を超える日 (廣済堂新書)