[英] SEAGAIA
シーガイアは、フェニックスリゾート株式会社が運営し、宮崎県宮崎市山崎町浜山にある大規模リゾート施設。
正式名称はフェニックス・シーガイア・リゾート。
宮崎県の復興として構想された「宮崎・日南海岸リゾート構想」の中核施設で、官民一体の巨大プロジェクトだった。
1993年7月に、世界最大級の室内プール「オーシャンドーム」*1やゴルフコースなど5施設を一部開業させ、営業を開始した。
総事業費2,000億円で建設されたが、利用客数の低迷も相まって、毎年200億円前後の赤字が発生した。
2001年2月に、第3セクターとしては過去最大の負債3,261億円で会社更生法の適用を申請。
同年6月に、アメリカの投資会社リップルウッド・ホールディングスが162億円で買収することで合意が成立した。
2007年9月30日、大型屋内プール「オーシャンドーム」閉鎖。
2012年2月23日、セガサミーホールディングス株式会社が買収を発表。新たな複合型リゾート施設の開発を目指す。
2012年3月26日、フェニックスリゾート株式会社の全株式をセガサミーホールディングス株式会社が取得し、完全子会社化した。
2014年8月1日、「オーシャンドーム」の再活用を断念し、解体すると発表。サンホテルフェニックスも、2015年6月末で営業を終えることを発表した。
*1:全長300m、幅100m、高さ38m