ドゴール大統領暗殺をもくろむ“ジャッカル”という名の男を描いたフレデリック・フォーサイスの同名ベストセラー小説の映画化。暗殺に向けて用意周到に行われる準備とパリ警察の地道な捜査をリアリティたっぷりなディティールで克明に描いた社会派サスペンスの一級品。ドゴール暗殺のクライマックスは、実際に起こらなかった事が判っているにもかかわらず物凄い緊迫感で迫る。
(The Day of the Jackal) フレデリック・フォーサイスの小説。1971年に出版された。
ジャッカルの日 (角川文庫)
引用元:amazon.co.jp 1973年のイギリス・フランス・アメリカ映画 何十年も前からタイトルが気になってはいたけれど、観る機会の無かった作品 あまりに(観るまでの)期間が長くて、ジャッカルというのが暗殺者の名前(コードネーム)だと知って微かな達成感があったくらい 時は63年のパリ 原作は、62-64年の3年間にパリでロイター通信の特派員としてドゴール大統領の担当記者を務めたフレデリック・フォーサイス 当時のフランスはアルジェリア戦争の泥沼の中、ドゴール大統領が植民地だったアルジェリアの独立を認め、反対する極右勢力(OSA)から何度も命を狙われていた 本作の冒頭のシーンも実際に起こった…
フレデリック・フォーサイス『ジャッカルの日』(篠原慎訳、角川書店、1973年)を読んだ。以前の記事で書いたように、作者の訃報をきっかけに興味を持ったのだが、ずいぶん間が空いてしまった。 この作品はフォーサイスにとって最初の小説で、1971年に刊行された。(その前にノンフィクションの著作がある) 翻訳は1973年4月で、私が買った古本は翌年1974年3月の17版(刷)。一年で17刷だからかなり売れている。(以下、いわゆる「ネタバレ」を含む) フランスの秘密軍事組織OASは、何度もドゴール大統領の暗殺を企てるがことごとく失敗していた。そこで彼らは外部のフリーの殺し屋に暗殺を依頼する。ジャッカルと名…
☆ 歴史に「タラレバ」は禁物だが、もしケネディ大統領が暗殺されなければ、その後の世界史はどのようになっていたであろうか。 ☆ 最近、「ジャッカルの日」「ダラスの熱い日」と立て続けに要人暗殺モノを観た。 ☆ 「ジャッカルの日」はドゴール大統領暗殺を企てる秘密組織に雇われた殺し屋・ジャッカルとそれを阻止しようとする人々の物語。 ☆ 「ダラスの熱い日」は、ケネディ大統領暗殺事件について、陰謀論の視点からつくられていた。実際の映像を織り交ぜて、ドキュメンタリータッチで描かれていた。 ☆ 元軍人、元CIA高官、右翼の軍人、テキサスの石油王が進歩的なケネディ大統領を快く思わず、亡きものにしようと陰謀をめぐ…
ある作家の訃報に接すると、急にその人の本を読んでみたくなるということが時々ある。思うだけのこともあるし、実際に本を購入することもある。(もちろん購入しただけで読まないことも多々ある) そういうのは私だけではないだろう。それで作家が亡くなった途端に古書価が急上昇することもよくある。 今月の11日、新聞に英国の作家フレデリック・フォーサイスの訃報が載っていた。 名前は知っている。しかし読んだことはない。本屋で見たことはあっても手に取ったことはない。でも、なんとなく、どういう小説を書く人かは知っている。 国際情勢を背景にした冒険小説? スパイ小説? なんかそういう小説を書くベストセラー作家? という…
9日に逝去。 享年86歳。 "ジャッカルの日"( ① ) & "オデッサ・ファイル"( ② )で余りにも有名。 空軍入隊⇒メディア記者&特派員の経験を活かした犯罪&スパイ小説等の、それ迄に無い書き手だった。 精緻極めたその段取りとか手口の記述から、 - 実は・・・その筋の "エキスパート" だとか、 - ダークサイドからの "脅迫状" が届いたとか、 新作が上梓される度に噂が賑やかだった。 ①も②も世界的にヒットし、映画化もされた。 特に①の映画化版は "大" がつく傑作となって今見ても見飽きないし、R.ギア&B.ウイルスW出演でリメイクされた位だが、これは遙かに①に劣る(と老生は想います)。…
リアルでワイルドなスパイスリラーを中心に、読者の間で「King of Story Teller」と称された作家フレデリック・フォーサイス氏が亡くなった。享年86歳。英国には「インテリジェンスは紳士のお仕事」との伝統があり、エリート層出身の軍人やジャーナリストが諜報活動に従事し、引退後(場合によっては現役で)スパイスリラーを執筆している。古くは、WWⅠで軍の宣伝担当だったジョン・バカンが「恐怖の旅」などのリアルなスリラーを発表していた。 WWⅡ後の冷戦期、イアン・フレミングが<007シリーズ>を発表した。このシリーズの映画は「超人スパイもの」になってしまったのだが、その一方よりリアルなスリラーも…
作品名 ジャッカルの日 女優名 デルフィーヌ・セイリグ 放送日 R7.8.1 媒体 ザ・シネマ 区分 洋画 総合点 78点 役柄 40代の未亡人 場面 ベッドシーン タイプ 胸 カップ Dカップ 回数 複数回 勝ちヌケル度 1 感想 小説も映画も傑作 兄弟サイト:自分を超えろ!小説で勝ち抜ける生活
1973年イギリス・フランス映画。 本も読み映画も見た。本のリアリティ、 暗殺の準備の緻密さに圧倒されたところ へ、巨匠フレッド・ジンネマンの映画、 スピーディで抜群におもしろかった記憶。 あれから40数年後。実はwowowでレッ ドメインのドラマ「ジャッカルの日」を 見ているのだが、家人が映画版を見てな いというので一緒に再見。 たしかにおもしろかったのだが、なにか ものたりない、現代のテンポに慣れてし まっているので、なんだか長閑、スピー ディだったと思っていたのに。 わかりやすいのでわたしにはこれでいい んだけど、上質なサスペンスというとこ ろか。 フレッド・ジンネマンはこれも、次の 「…
今WOWOWでドラマ「ジャッカルの日(全10話)」を放映中です。 英国の作家フレデリック・フォーサイスの人気小説で、今から52年前(1973年)の映画化が有名な「ジャッカルの日」です。 その舞台を現代に移し、「博士と彼女のセオリー」で第87回アカデミー賞の主演男優賞した「エディ・レッドメイン」が、すご腕の殺し屋ジャッカル役で新境地を開いた話題のサスペンスアクションドラマをWOWOWが日本初放送、配信です。 1話が50分、全8時間30分という長篇ドラマです。4月中旬までかかります。 その「ジャッカルの日」の 第一作は1973年です。 ドゴール大統領暗殺をもくろむジャッカルという名の男を描いたフレ…
🎂🎂Happy 43rd to Oscar winner Eddie Redmayne! 🎉🎉エディ、Oscar(『Jackal ジャッカルの日』で冷酷な暗殺者」)とお誕生日🎂おめでとうHappy Birthday!!!!(1月6日 ) Eddie Redmayne breaks down the Day of the Jackal finale's source material-defying twistThe day of the Jackal 原作はフレデリック・フォーサイスの「ジャッカルの日」。1973年にエドワード・フォックス主演の『ジャッカルの日』、1997年には『ジャッカルの日…