俳優、監督、作曲家、イラストレーター
88年『3年B組金八先生Part 3』でデビュー。 90年『バタアシ金魚』で映画初出演。 『PiCNiC』で共演したCHARAと95年 結婚。 通称「ターちゃん」。 自由な画風で知られる絵画の才も発揮し、画集発売や個展開催も。 また、初監督作品としてDVD『トーリ』がある。
amazon:浅野忠信
箱の中で完成する人間 安部公房が1973年に発表した同名小説が原作です。 本作は、1997年に映画の制作が決定したものの、クランクイン直前に撮影が頓挫してしまい幻の企画となっていたとのこと。27年の時を超えて実現となったわけです。 さて、このようなトピック的なところから入らなければならないというのは、つまり、どう料理していのやら、私にはちょっと手に余る感じなので。 ダンボールを頭からスッポリかぶった姿で都市をさまよい、のぞき穴から世界をのぞいて妄想をノートに書き綴る、“箱男”。人間が望む最終形態で、すべてから完全に解き放された存在であるという。 カメラマンの“わたし”(永瀬正敏)は、街で見かけ…
ミュージシャンCharaと俳優・浅野忠信の娘として知られるSUMIREが、今“女優SUMIRE”として新たな注目を集めている。テレビ朝日のドラマ『ムサシノ輪舞曲』で放つ透明な存在感がSNSでも話題に。その“静けさの演技”に、誰もが目を奪われる理由とは。 SUMIRE両親を超える個性 広告の下に記事の続きがあります。ペコリ SUMIRE、女優としての現在地|両親を超える“静かな存在感” 29歳になったSUMIRE。彼女をテレビの画面で見かけるたび、つい「大きくなったなぁ」と声に出したくなる。かつて音楽や映画の世界で強烈な存在感を放っていた両親。その記憶が、SUMIREの表情や佇まいにふと重なる。…
「レイブンズ」2025年4月4日(金)新宿武蔵野館にて。午後2時50分より鑑賞(スクリーン1/C-7) ~伝説の写真家の人生。実話ベースのドラマとファンタジーの融合 ライターという職業柄、取材現場で多くのカメラマンと接してきた。ライターは取材が終わって、原稿を書くという大きな仕事がある。カメラマンは写真を撮ってそれで終わりだ。楽な仕事だなぁ~、と思ったこともあるが、実際はそんなに楽ではないようだ。特にデジタルの時代になって、誰もが簡単にプロはだしの写真を撮れるようになってからは、仕事が激減したと聞く。 「レイブンズ」は、1970年代を中心に活躍した伝説の写真家・深瀬昌久の伝記映画である。日本や…
アメリカ時代劇ドラマシリーズ「SHOGUN 将軍」(ディズニー製作、全10話)を見た。大満足のドラマだった。言語は80%が日本語だったが、17世紀初頭の日本語の言葉を、英語ではどのように(シェイクスピアのような古語で?)訳されたのか(笑)。 ジェームズ・クラベル原作の「将軍」(全4巻)は全世界で1500万部以上売れた大ベストセラー。1980年にもリチャード・チェンバレン主演の「将軍 SHOGUN」押してドラマ化されており、本作はそのリメイク作品。 アメリカ人なら、「将軍(SHOGUN)」の名前は広く知られているので、今回のドラマも中世のファンタジードラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」に続く重要な…
「すぐになくなる水色絵の具やっぱり私は空が好き」 「新宿伊勢丹で開催中の #浅野忠信 さん(同い年、同じ誕生日)の展覧会、『PLAY WITH PAIN(T)』に行きました!」と片桐仁さん。 新宿伊勢丹で開催中の #浅野忠信 さん(同い年、同じ誕生日)の展覧会、『PLAY WITH PAIN(T)』に行きました!毎日絵を描き続けているからこその作品の画力とセンスはもちろん、見ていると「自分も絵を描きたい!」と思っちゃう、楽しい展覧会でしたよ〜!4/6まで!!@asano_tadanobu pic.twitter.com/LB0sDWfQxU — 片桐仁なう (@JinKatagiri_now)…
『レイブンズ』観た。 すごくすごくすーーーーんごく良かった。久々に映画らしい映画を観た気がする。浅野さんやっぱすごいな。自分も今個展やってるだけあってアーティストを演じる説得力が半端ない。浅野さんの写真家役って『地雷を踏んだらサヨウナラ』以来か?変わってないような深みが増したような、ほんとにそこに生きてるようだった。 池松くんは相変わらず抑えた演技が浅野さんと対照的で良かったし、瀧内さんも芯のある意志の強い女性を素敵に演じていたし、古舘さんも頑固な父役がはまっていて、その他の役者さんも全員が素晴らしかった。とはいえ浅野さんと古舘さんはどうしても『淵に立つ』を思い出してしまう…。 後とにかく時代…
封切り三日目。 席数142の【SCREEN1】の入りは二割ほど。 写真家『深瀬昌久』。彼の作品を2015年に@DIESEL ART GALLERYで観ている。写真展のタイトルは〔救いようのないエゴイスト〕。 写真群の表現手法は多様も、並んでいる殆どに作家本人が映り込んでいたのが特徴的。 対象物とカメラの直線上に横顔が写り込む構図とし、自分がその場に間違いなく居たことの証しにしている。まるでクロニクルのように。 1934年に北海道で生を受け78歳で亡くなるまで、「エゴイスト」がどのように形作られ、どのように生きたのかを本作では詳らかにする。 もっとも彼は、(映画でも描かれた事情により)死の二十年…
ランキング参加中雑談 北野作品は比較的好きな部類。だいたいは鑑賞させてもらってる。こちらの作品は、アマプラのトップページに表示されていて、60分という時間もちょうど良かったので思わず再生した。アマプラの独占配信なのかな? 監督、主演はもちろん北野武さん。出演は他に浅野忠信さん、大森南朋さん、仁科貴さん、宇野祥平さん、國本鍾建さん他。それ以外にも、有名な芸人の方々が出演されていて、なんかそれだけでも面白かった。2024年に制作され、第81回ベネチア国際映画祭アウト・オブ・コンペティション部門に正式出品された作品とのこと。 jp.ign.com 以下、あらすじ。(参照 Prime Video) "…
第38回高崎映画祭授賞式が23日に高崎芸術劇場で開催され参加した。この映画祭に参加するのは6回目か。今回も昨年同様、群馬県在住の映画の友・徳さんとブログ仲間のべべちゃんとともに授賞式、会食などを終日楽しんだ。 今年の映画祭はオープニングから圧巻のショーがあり圧倒された。オープニングアクトを務めたのは東京農業大学第二高等学校吹奏楽部カラーガードによる群舞のパーフォーマンスで一糸乱れぬパフォーマンスだった。 高崎映画祭の須藤賢一委員長(高崎健康福祉大学学園長)が冒頭にあいさつ。昨年のセンバツ高校野球で優勝校となった健大高崎(高崎健康福祉大学高崎高等学校)がちょうど、映画祭の直前であったことから、ぎ…
物語は凄腕の殺し屋「ねずみ」が警察に捕まり 麻薬ルートを探るため覆面捜査官として暴力団に潜入する、というもので 前半は映画監督、北野武作品 後半はビートたけしのコント、という感じ 大島渚になりたかった?(笑)男色時代劇「首」でのトラブルや 「大御所」とか「巨匠」の失敗作と言われるのに疲れ Amazonに「俺の好きにやらせてくれ」と我儘言ったら通っちゃった そんなセルフパロディなのかなと、勝手に想像してしまいました(笑) 1980年代に「おれたちひょうきん族」という ビートたけしや、さんまなどを中心としたお笑いバラエティ番組で ドラマや映画のパロディコーナーがあったのですが そういう今見ると「古…