映画『オオカミの家』の感想になります。ネタバレを含みますので、お読みになる際はご注意ください。 南米・チリにて、1960年代に実在したドイツ系移民を中心としたコミューン、コロニア・ディグニダ。国を追われた元ナチス党員のドイツ人たちが設立したもので、性的虐待や拷問、殺害などによって運営されていたカルト団体だそうです。 それをベースとして製作されたのが、本作『オオカミの家』になります。 公式サイトによると本作のジャンルは“ホラー・フェアリーテイル”アニメーションというらしいです。その言葉の意味はイマイチよくわかりませんが(笑)、ストップモーション・アニメーションにて製作された、不気味で奇妙な世界観…