スリランカ

スリランカ

(地理)
すりらんか

Sri Lanka 、国名。日本の外務省による国名表記:スリランカ民主社会主義共和国
シンハラ語:ශ්‍රී ලංකාව
タミル語:இலங்கை

1972年に、それまでのセイロンからスリランカに変更された。インドの南にある小さな島国。首都はスリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ*1
島の大きさは、だいたい北海道程度(65,607km2)。インドの南に位置していることから、“インドの涙”と呼ばれることもある。

紅茶と宝石の産地で有名。
紅茶は、主に島の中央に広がる山岳地のキャンディー、ヌアラエリア地方などで栽培されている。
中でも「ウバ紅茶」は、世界三大銘柄のひとつとして数えられる。
宝石は、ダイアモンド以外の宝石はほとんど採取できると言われるほど。
地方を旅行すると、田んぼの真ん中に宝石を採取する大きな井戸が掘られている風景を見ることができる。

古都キャンディー*2では毎年7月になると、寺院に収められている仏歯(釈迦牟尼の犬歯との伝承を持つ)とともに数百頭のゾウが練り歩く「ペラヘラ祭り」も有名である。国内最大の河川マハウェリ川もこのキャンディー市街を貫流している。

多宗教国家だが、多数派を占めるのは紀元前に伝来して以来国教的な地位を保つテーラワーダ仏教(上座部仏教)で、主にシンハラ人に信仰されている。現在も、仏教サンガ(僧団)の社会的影響力、発言力は強い。

北部・東部タミル人地域の独立を叫ぶ一部武装勢力(LTTE)と、南部のシンハラ人を中核とする政府軍との間で内戦が1980年頃から激化していたが、2002年に停戦合意され対話が期待されたが対立の溝は埋まらず内戦が再発。
2009年5月に政府軍がLTTEを追い詰め主要幹部などを殺害したことでLTTE側が敗北を宣言、政府も勝利を宣言し20年以上にも及ぶ内戦に終止符がうたれた。
今後の民族融和が期待される。


その他のデータ
人口 約1,930万人(一部地域を除く)人口増加率1.3%(2003年)
首都 スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ
民族 シンハラ人(72.9%)、タミル人(18.0%)、スリランカ・ムーア人(8.0%)(紛争で統計取れない一部地域を除く値)
言語 公用語(シンハラ語、タミル語)、連結語(英語)、インドネシア語
宗教 仏教徒(70.0%)、ヒンドゥ教徒(10.0%)、イスラム教徒(8.5%)、ローマン・カトリック教徒(11.3%)(紛争で統計取れない一部地域を除く値)

*1:1984年にそれまでのコロンボから移転。国会議事堂がある。ちなみに,“スリ”は国名にも見られるが「輝かしい」という意味を持ち単語に冠して尊敬語的意味合いを持つ。

*2:ヨーロッパ諸国の植民地になる前の王国があった都

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