JICAのオフィスに行き、江頭さんに日本大使館からのFAXがが届いたか確認をすると、まだとのことでマラウイのイミグレとザンビア大使館でのことをざっと説明をしました。そのことを電話を借りて日本大使館員に大声で伝えました。すると電話の向こうでは「ほう、そんな手があるんだ」と言いました。その時は思わず怒りで受話器を握り締めてしまいましたが、よく考えてみると、辺境の国の日本大使館で働いている大使館員にとって旅行者はいつも問題を持ってくる厄介者でしかありません。パスポートをなくした旅行者の対処法はおそらくマニュアルに書かれていて、それを旅行者に伝えることが彼の仕事であり、私がやった裏技的なことを知らない…