ヒンドゥー教には「セヴァ」という概念がある。 サンスクリット語で「無我無欲の奉仕、他人への献身」という意味で、アシュラムやグル、そして人々のために、見返りを求めることなく、純粋な献身の気持ちで、ただ心尽くして何か自分の出来ることをするのだ。 独り身で自由な分、好きなだけ自分のために時間を費やせる私の1日は、「自分の好奇心を満たすための勉強」、「友達と過ごす時間」、「生計を立てるための仕事」など、自分のための時間で埋まっていた。 だいぶ恵まれた生活なのに、「一人で生きて、一人で死んでいく。生きてる意味あるのかな?」と感じてきてしまい、色々考えた結果、「今世、何も成し遂げられなかったとしても、誰か…