// 上の記事に引き続き、抽斗に仕舞われている物品の多さに辟易しつつも、その片付けをしていた。 万年筆以外にも想像のつかないものが奥からたまに出現するので、まるでびっくり箱だ。要するに中身が散らかり放題ということなので、それで良いのだろうか……とも、まぁ普通に思う。 もちろん、良いわけはない。 あるとき、異なる段を開けるごとに「手帳」が出てくるな、と気が付いた。 手帳。何かを書き込むための冊子であり、高校入学から現在に至るまで、年度ごとに新調しながら私がいつも欠かさず持ち歩いているもの。基本、カレンダーの欄には予定が、自由欄にはそこにおさまらない雑多な事柄が記されている、単なるメモ帳とは少し性…