Tim Burton(1958-) 監督、プロデューサー
ディズニーのアニメーター出身。特異な題材選択と独特の映像美で知られる、ハリウッドのヒットメイカーにして異端児。ジョニー・デップとのコラボレーションでも有名。ヘレナ・ボナム・カーターとは公私に渡るパートナーであり、正式な結婚こそしていないが子供を二人もうけている。2014年12月に離別を発表した。
鈴木亮平が振り切りまくっている『シティハンター』の話をしていたら*1、家人が勢いでNetflixに加入したので、久々にNetflix民になった*2。当の『シティハンター』は家人も観たそうなのでスキップされ、代わりに暇人としてひとりでずっと『ウェンズデー』"Wednesday"('22)を観ていた。チャールズ・アダムズ原作の『アダムス・ファミリー』をティム・バートンが手掛けてドラマ仕立てにした。 www.youtube.com 『アダムス・ファミリー』と言えば1991年・1993年に作られた映画2作があまりに有名である。この作品で虐待と拷問が大好きな一家の長女を演じたのが当時天才子役の名を欲しい…
ティム・バートンのおとぎ話 ティム・バートン監督の『シザーハンズ』(91年)は、異端者として扱われる者の疎外感や実らぬ恋を、異端の感性と哀調で描いたオリジナルストーリーによるおとぎ話。バートン監督が自信の姿を投影、切なく美しい物語が今でもファンに愛される名作だ。 物語の主人公は、街外れにある丘の古城に棲む青年、エドワード・シザーハンズ(ジョニー・デップ)。彼は、老発明家(ヴィンセント・プライス)によって生み出された人造人間だった。だがその老発明家は急死、エドワードは両腕が(仮に着けた)ハサミのままという、未完成な姿で残されてしまった。 古城に閉じこもり、孤独な暮らしを送っていたエドワード。する…
「2021年の第55回 #スーパーボウル では、映画『シザーハンズ』(原題: Edward Scissorhands)の“もしも”の展開を描いたキャデラックのCMが放映されました。エドワードの息子エドガーをティモシー・シャラメが、その母キムを映画と同じウィノナ・ライダーが演じています。なんと、このCMは #ティム・バートン 監督公認の企画でした。」 2021年の第55回 #スーパーボウル では、映画『シザーハンズ』の“もしも”の展開を描いたキャデラックのCMが放映されました。エドワードの息子エドガーをティモシー・シャラメが、その母キムを映画と同じウィノナ・ライダーが演じています。なんと、このC…
前にも良く見る夢について書いた事があると思いますが、 子供の頃は結構怖い夢、グロい夢を見たりしたものです。 今でも覚えているのは、、、、道を歩いていると前の方を綺麗なお姉さんが歩いている、、、髪の毛が長くてスラっとしてて、、、で、突然こちらを振り向くのです、、、やっぱり結構綺麗な人で、ニッコリとほほ笑んでくれますが、、、、、、、、、、、、突然気分が悪くなったのか、顔が真っ青になり、、、、、、ゴホゴホと咳き込んだ後に急にゲロを吐き始める、、、、で、そのゲロが道一杯に広がって、こちらに向かって来るではないですか!、、、私は回れ右して一目散に逃げるのですが、ゲロはしつこく追いかけて来る、、、。 ヤバ…
伝説の怪魚、5mの大男との旅・・・父の語る自分史は眉唾なものばかり。だが、父の死期が近づいたとき息子は意外な事実を知る・・・。 製作:2003年 製作国:アメリカ 日本公開:2004年 監督:ティム・バートン 出演:ユアン・マクレガー、アルバート・フィニー、ビリー・クラダップ、 ヘレナ・ボナム・カーター、ジェシカ・ラング 他 レイティング:一般(どの年齢の方でもご覧いただけます) ◆◆ この映画の猫 ◆◆ 役:☆☆(脇役級) 魔法使いの家とジェニーの家の猫 名前:不明 色柄:茶トラ、三毛、白など7、8匹? その他の猫:顔がコゲ茶のサーカスの猫 ◆ホラ話 昔から釣り人は、大物を釣り上げようとした…
「この映画、猫が出てます」をご愛読いただきありがとうございます。 次回の作品は 『ビッグ・フィッシュ』 (2003年/アメリカ/監督:ティム・バートン) 自らの半生をおとぎ話のようにホラいっぱいで語る父。大人同士の親子関係を結べなかった息子が父の死期に知った真実は・・・。 ◆パソコンをご利用の読者の方へ◆過去の記事の検索には、ブログの先頭画面上部の黒いフチの左の方、「この映画、猫が出てます▼」をクリック、「記事一覧」または検索窓をご利用いただくのが便利です。
「クリスマスの夜にティム・バートンのゴシックな世界に酔いしれる『バットマン リターンズ』」 www.youtube.com ボブ・ケイン原作の同名アメリカン・コミックスの映画化第2弾。クリスマス間近のゴッサムシティに、再び悪の手が迫っていた。 怪人ペンギンと、復讐に燃えるキャットウーマンが、バットマンに立ちはだかる。 前作同様、監督は「シザーハンズ」のティム・バートン、バットマンを演じるのはマイケル・キートン。共演に、ダニー・デビート、ミシェル・ファイファーなど。 やっぱりダークでゴシックな世界観はこの人強い。 久々にクリスマスということで観たんですが、世界観が完璧。 クリスマスの夜って、ハッ…
2003年のアメリカ合衆国のファンタジー・アドベンチャー映画。 監督がティム・バートン。 病気で倒れたお父さんの人生のおとぎ話。お父さんの話はどこまでが本当でどこまでが作り話か分からないと戸惑う息子。ところがそのおとぎ話が人を幸せにしていく。 前から観たいな観たいなと思っていた映画ですが、観て温かい気持ちになりました。 ほら話と言ってしまえばそれで終わりですが、そのおとぎ話を話すこと聞くことによってどれだけ人生が豊かになるか。そして、全部に全部嘘だけでもなく、真実が混ざっているところがはっとさせられます。 ビッグ・フィッシュとはお父さんが亡くなるとき、お父さんは大きな魚になっていった、というや…
良くも悪くも「洗練されてないティム・バートンの映画」という感じで、監督独特のゴシック感は至るところで垣間見えるものの、他のバートン映画と比べても、はたまたその後のバットマン映画の中でもダントツの怪しさを感じます(一応、褒めてます)。 【ネタバレなし】
バットマンのジャック・ニコルソン、かっちょいいぜ 見ちゃうなー
●概要 ●海外勢958名 ●他俳優 ・「日本勢のリスト」へ ●概要 映画監督、脚本家、プロデューサー、俳優、その他スタッフといった映画人が影響を受けた・好きな映画。 「国別」、未個別化「一覧」、それ以外「その他作家」、「映画評論家のベスト」 ※2022年12月21日追記:文字数制限のため「日本勢」リンク集独立
映画「猿の惑星 キングダム」を観た。 原作ピエール・ブールの映画化である68年「猿の惑星」をリブートした、ルパート・ワイアット&マット・リーヴス監督による「創世記(ジェネシス)」「新世紀(ライジング)」「聖戦記(グレート・ウォー)」に続くシリーズ第4弾が7年ぶりに公開となった。今回の監督は「メイズ・ランナー」シリーズのウェス・ボール。出演は「フロッグ」「To Leslie トゥ・レスリー」のオーウェン・ティーグ、ドラマ「ウィッチャー」のフレイヤ・アーラン、「PMC ザ・バンカー」のケビン・デュランド、「ファーゴ」「ブギーナイツ」のウィリアム・H・メイシーなど。今回もネタバレありで感想を書いてい…
どうもー!カワウソです PLANET OF THE APES/猿の惑星 (字幕版) Helena Carter Amazon シリーズ全部見る、第3弾!「猿の惑星」 今回は6作目「PLANET OF THE APES/猿の惑星」の感想です。ネタバレありです! ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 今作は、過去作のリブートのような、作品を新解釈したような作品でした!全く情報を入れてなかったので新鮮でした。 そして驚いたのが監督!なんとティム・バートン監督でした。ティム・バートン監督と言ったらシザーハンズやバットマンなど、個性的な世界観の作品を作る監督なのですが、今回の猿の惑星はあまり監督の世界観が出て…
「オッペンハイマー」概要と感想 "バーベンハイマー"騒動について 「オッペンハイマー」は戦争映画でも反戦映画でもない オッペンハイマーとストローズ オッペンハイマーの人物像 オッペンハイマーとアインシュタイン ワンポイント心理学 ~後知恵バイアス~ 「オッペンハイマー」概要と感想 「ダークナイト」「TENET テネット」のクリストファー・ノーラン監督が、初めて原子爆弾の開発に成功し、"原子爆弾の父"と呼ばれた物理学者ロバート・オッペンハイマーの半生を描いた政治ドラマ。出演は、キリアン・マーフィー、ロバート・ダウニー・Jr、エミリー・ブラント、マット・デイモン、フローレンス・ピュー、他。 第96…
Charlie and the Chocolate Factory 私:1971年の映画『Willy Wonka & the Chocolate Factory(邦題:夢のチョコレート工場)』を簡単に紹介してくれる? ChatGPT:1971年の映画『Willy Wonka & the Chocolate Factory』(邦題:夢のチョコレート工場)は、ロアルド・ダールの児童文学『チョコレート工場の秘密』を基に制作されたファンタジー映画です。監督はメル・スチュアート、主演はジーン・ワイルダーがウィリー・ウォンカ役を演じています。 この物語は、貧しい少年チャーリー・バケットが、他の4人の子供た…
01.はじめに 02.温かな家族 03.「愛ある人」ペグ 04.ハサミ人間 05.恐れながら近づく 06.芸術家エドワード 07.知らない人たち 08.ペグの娘キム 09.恋心 10.後ろめたい気持ち 11.エドワードの沈黙の理由 12.胸の中の小さな地獄の炎 13.気持ちを伝えるということ 14.また独り... 15.家族 16.結末 17.人生の最良の瞬間(とき) 18.終わりに 19.関連作品 01.はじめに こんにちは。皆様いかがお過ごしでしょうか。 今回の作品は有名なあのジョニー・デップ主演の『シザーハンズ』です。 ハサミ男ですね。いわゆる怪物もの。 『フランケンシュタイン』や『美女…
おはようございます。 くましね薫です。 先日、お笑い芸人の永野さんが、自身のYouTubeチャンネルで、ジョエル・シューマッカー版のバットマン、『バットマン・フォーエバー』と『バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲』を評価する動画をあげていました。 www.youtube.com バットマンといえば、ティム・バートン版やクリストファー・ノーラン版ばかり評価され、シューマッカー版は評価以前に存在すら忘れられている作品です。 実際私も小学生の頃にシューマッカー版を観て、とても楽しい映画で大好きでした。逆にバートン版は暗くて退屈な印象でした(成人してから改めて見返したらとても面白かったです)。 し…
www.nhk.or.jp『バットマン』(1989)、『シザーハンズ』(1990)などのティム・バートン監督による作品。 口先だけで人々を楽しませる父・エドワード、その仕事が気に食わない息子・ウィル。ある事がきっかけで二人が関係を修復していく様子が描かれます。 幻想的な映像美で父子の絆を見せているのが見どころ。ファンタジーとヒューマンドラマを融合させた内容はティム・バートンならでは。 ユアン・マクレガーを中心とした演技派俳優陣が世界観を彩っているのも注目です。放送情報ビッグ・フィッシュ【字幕】 BS101 NHKBS1 2024/5/1(水) 13:00-15:06作品概要原題:Big Fis…
今週のお題「名作」 GW始まりました 我が家は前半なにもしてません ★このブログはアフィリエイト広告を利用しています まだひゃっほーしてない が、せっかくのGWなのでお題を利用してみようと思う。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); かなり趣味に走ってますが、母にとっての「名作」映画。それはティム・バートン監督の『スリーピー・ホロウ』 注)あらすじらしいあらすじでもないですが、微妙にネタバレしています。思ったことを書き連ねた1行感想、幼稚園生並みです。 ティム・バートン監督は好きだけど、大好き!というわけでは無く、監督の映画はすべ…
5月1日(水) 13:00~NHK BS で、当ブログで以前ご紹介した 『ビッグ・フィッシュ』 (2003年/監督:ティム・バートン) また、翌日の 5月2日(木) 13:00~同じくNHK BS で 『ティファニーで朝食を』 (1961年/監督:ブレイク・エドワーズ) が放映予定です。 父と心の離れた息子が絆を取り戻す物語『ビッグ・フィッシュ』。そして、高級宝飾店ティファニーの前で立ち食いする女性の悲哀の影。どうぞ2本ともじっくりと噛みしめてください。 eigatoneko.com eigatoneko.com ◆パソコンをご利用の読者の方へ◆過去の記事の検索には、ブログ画面最下部、オレンジ…
先日YoutubeでPrinceのPVを視聴していたら、とんねるずの『ホモマン』なるコントがサジェストされた。“Bat dance”との関連だろうと思うが、『ホモマン』とはずいぶんスゴいタイトルである。試しに視聴してみたが、内容は案の定ティム・バートン監督版『バットマン』(1989)のパロディコントで、木梨憲武演じるジョーカーを石橋貴明のホモマンが男色的な絡みで退治するというような内容だった。セットも作りこまれていて、ジョーカー、ホモマンともに衣裳も本格的な作りこみ。そして木梨のジョーカーは英語の台詞を達者に使いよくできたコントだった。しかし、どこが笑いどころなのかは理解できなかった。それは性…
2023年のイギリス・アメリカ合衆国のミュージカル・ファンタジー映画。 『チャーリーとチョコレート工場』の前のチョコレート工場をどう作るかという映画。 チャーリーとチョコレート工場では監督ティム・バートン主演ジョニー・デップのコンビでウォンカが孤独からはいだすところやチョコレート工場の毒っ気のあるところがありましたが、今回はあまり毒っ気はなかったように感じます。 ミュージカル映画のいいところが良く表れた映画だったと思います。 吹き替え版で観たのですが、吹き替え版じゃないと音楽と歌詞のいいところが分からなかったかも。 ロアルド・ダールの児童小説『チョコレート工場の秘密』に登場するウィリー・ウォン…
「優しさにはちからがあるの。驚くほどのちからが。どんな時でも勇気と優しさを持ち続けてね」 時代を越えて読み継がれてきた、おとぎ話。1950年には長編アニメーション映画も作られた『シンデレラ』(実写版)が、地上波テレビ放送されます。 この記事では、実写版『シンデレラ』のあらすじとキャラクターを相関図つきでご紹介します。 映画『シンデレラ』(実写)地上波テレビ放送(2024)はいつ? 実写版『シンデレラ』あらすじ【継母たちにこき使われる心優しいエラに,運命の出会いが!】 【相関図】『シンデレラ』(実写版) 【トカゲ役&継母役の俳優は?フェアリー ゴッドマザー役は誰?】キャスト&吹き替え声優 エラ/…
明るい方のティム・バートンとウェス・アンダーソンの箱庭の世界観に、やり過ぎと言う言葉を辞書から消したチャウ・シンチーと三谷幸喜を放り込んで、ドリフでコーティングしたようなドタバタコメディ映画【サーカス】 2022年 - インド - 135分原題: curkus 監督: ローヒト・シェッティ キャスト: ランヴィール・シン バルン・シャルマ ジャクリーン・フェルナンデス プージャー・ヘーグデー ディーピカー・パードゥコーン 言語: ヒンディー語引き取り手のないまま孤児院で成長し、やがて孤児院の経営者となったロイとジョイ。学者でもあるロイは、人を形成するのは"血筋"より"育ち"であると言う持論を証…