[英] Denali
デナリとは、アメリカ合衆国アラスカ州にある、北アメリカ大陸最高峰の山。
標高は6,190m。
「デナリ」とは、先住民のデナッイア族の言語であるデナッイア語で「偉大なもの」を意味している。
1896年、現地を探検していた男性が当時、共和党の大統領候補だったウィリアム・マッキンリー氏への支持を表明するために「マッキンリー山」(Mount McKinley)と名付けていたが、地元からは先住民族の古くからの呼称であった「デナリ」に変更するべきだという意見が根強くあったことをうけて、2015年8月31日より、山の名称を「デナリ」に変更することとした。この決定について、ホワイトハウスは「アラスカ先住民族にとってのデナリの神聖な地位を認めるものだ」としている。
日本では、植村直己がこの山の登頂成功後に遭難死したことでも知られている。
新約聖書で表記されているローマの通貨、労働者の一日分の労賃に当たるらしい。
(参考:平成17年10月現在の東京都の最低賃金を元に8時間労働としてで換算すると5712円となるので、これよりは多いのだろう)