「青春を山に賭けて」 「青春を山に賭けて」植村直己 大学時代に登山を始めてから、1970年に世界で初めて五大陸の最高峰すべてを踏破するまでを振り返った自伝。 この本を読んで、鳥取市からそんなに遠くない兵庫県北部の旧日高町(現豊岡市)出身だと知った。 それに加え、故郷を「山陰の田舎」と表現しているので、一気に親近感がわいた。 ほぼ登山のことしか書いてないが、ところどころに女性との思い出のエピソードが出てくる。 青春していて、興味深い。 たとえば、モンブランに登る資金稼ぎのため、米国カリフォルニアでブドウ収穫のアルバイトをしていた頃。 一緒にアルバイトしていて、親しくなったメキシコ人の若い娘のこと…