(Deutsche Grammophon Gesellschaft) 1898年12月にドイツ・ハノーファーで創設された、世界でもっとも長い歴史を持つクラシック音楽のレコードレーベルである。「イエロー・レーベル」と呼ばれている。 ドイツ国内では文学作品の朗読作品も制作・発売している (Deutsche Grammophon Literatur)。
本日、世間様では祝日でしたが、ウチの会社はそんなに優しくなくて出勤日でした。と言っても在宅なので、出社するわけでもなく、いつもどおりBGMをかけながらのお仕事です。 この『A Symphonic Celebration - Music from the Studio Ghibli films of Hayao Miyazaki』は、昨年6月に発売された作曲家/指揮者/ピアニストである久石譲のアルバムです。演奏はロンドンの4大オーケストラの一つであるロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団。 『A Symphonic Celebration』久石譲/ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 クラシック・リス…
最新の録音で最新のアレンジで、久石譲さん初のドイツ・グラモフォンから出されたジブリ音楽を堪能する このところ、ジブリばかりの毎日になっています。 こういうこともいいか~と、観たり聴いたりできる時にしておかないと、 今度いつできるかわからないですもんね。 さて、以前に2回ほどブログに張り付けた久石譲さんの最新アルバム
先週アップできれば良かったかもしれないが 7月7日は、なんの日?と聞かれて 〝 七夕まつり 〟………と、きっと普通は答える。 でも、今年に限ってはそうじゃなかった…。 〝 札幌交響楽団 〟が新しいCDを発売した日…だったのだ。 なぁ~んだ……と思うだろうが ただのCDじゃない。 日本に数多くある〝 いち 地方オーケストラ〟が なんと、 あのクラシック音楽の老舗レーベル〝 ドイツ・グラモフォン 〟から 初めて新譜をリリースしたのである。 1982 武満徹世界初演曲集 岩城宏之(指揮) 札幌交響楽団 小泉浩(アルト・フルート)、篠崎史子(ハープ) 収録:1982年6月27日 札幌市民会館 品番:U…
ブラームス 交響曲第1番 ハ短調 Op.68 指揮 :カール・ベーム 管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 録音:1975年 5月、ムジークフェラインザール(ウィーン) レーベル:ドイツ・グラモフォン ベームによるブラームスの交響曲第1番の演奏は、ウィーン・フィルとの東京ライヴ(1975)やベルリン・フィルとの録音(1959)などが有名かと思いますが、私はこのウィーン・フィルとのセッション録音も長らく愛聴しています。 というのも、私が人生で初めて購入した交響曲のCDがこの1枚だからです。当時、吹奏楽にどっぷり浸かっていた高校時代の私は、オーケストラの演奏を聴くことはあったとしても、ラヴェ…
日経平均株価 日足 TradingView提供 2024年4/23㈫ 丁巳 ■225・TOPIX・グロースの動き https://x.com/ZARASOKU/status/1782654161240363040 ■全体概況(サイトは随時更新) □https://www.nikkei.com/markets/kabu/ (日経) 【大証】株価指数先物・オプション大引け 先物続伸 米株高で、プット売られる https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFL236XC0T20C24A4000000/ □https://nikkeiyosoku.com/ (投資の森) □…
NHKニュースより引用 国際的に活躍するピアニストの辻井伸行さんが、100年以上の歴史がある音楽レーベル「ドイツ・グラモフォン」と日本人ピアニストとして初めて専属で契約し、記者会見で、「このレーベルでのデビューアルバムは歴史に残るようなCDにしたい」と抱負を語りました。 生まれたときから目が不自由なピアニストの辻井伸行さんは、二十歳のとき国際的なピアノコンクールで優勝し、その後も国内外で広く活動しています。 NHKニュースより引用 22日は都内で記者会見を行い、1898年に設立され、クラシック専門の音楽レーベルとしては世界で最も古い「ドイツ・グラモフォン」と専属契約を結んだことを発表しました。…
ネット記事やYouTubeにポリーニ追悼ものが種々出ていて、新たに知ったこともあるが、評価のあり方に疑問を覚える点も多々あった。 まず前者に関しては、ポリーニはカラヤンと共演を1回ではなく複数回行っており、小澤征爾ともボストンで共演したことがあったこと。これは初めて知った。しかし、ポリーニが共演した人のうち、演奏をCDとして世に出すことを認めた指揮者は、ベーム、ヨッフム、アッバードと、あとは晩年のティーレマンしかいない。ムーティら、イタリア人同士とも共演は行ったみたいだが。つまり、彼は共演者も厳しく選んでいたわけだ。 また彼の演奏活動は殆ど独奏によるもので、共演そのものが少なかった。室内楽はイ…
先週末、会社の社長と部長と宴席を共にしました。 久し振りの外での飲酒で(最近は自宅でも飲酒の習慣から離れていたことも影響して)ほろ酔いを過ぎ酩酊に近い状態くらいになり、バスで帰宅しようと連絡したら妻が迎えに来てくれることになり、大変有り難く好意を受け、息子の迎えの時間とも重なり待ち時間ができたのでバスターミナルの上階にあるリサイクルショップで時間調整のつもりが、安価でLPレコードが並んでおり、酔っていたせいかベートーヴェンの第9被り購入をしてしまいました。 〇カール・ベーム指揮ウィーン・交響楽団他 レコード番号:フォンタナ FG-204 モノラルなので恐らく50年代に録音されたものでしょう(レ…
20世紀を代表する大指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤン(1908~1989)の没後35年を記念して、これまで日本のユニバーサルミュージックが独自企画として彼がドイツ・グラモフォンに残したアナログ・ステレオ録音の名盤をSA-CD~SHM仕様(SACDシングルレイヤー盤)として復刻した32タイトルを一挙再プレス!※ 再生にはSACD専用プレーヤーが必要です。※ 収録詳細は各商品ページをご確認いただければ幸いです。(タワーレコード) カラヤン没後35年 ドイツ・グラモフォン名盤SA-CD~SHM仕様 アンコールプレス (32タイトル) vivasacd.hatenablog.com vivasacd…
マウリツィオ・ポリーニさんが3月23日に亡くなりました。1942年の生れですから82歳、近年は体調を崩されて演奏会のキャンセルも多かったそうです。 彼はなんといっても現在最高のピアニストのひとりでした。ここでわざわざ経歴を書くまでもないですが、1960年18歳の時に出場したショパン国際ピアノコンクルールで優勝して注目を浴びますが、他の優勝者のように華々しい楽壇へのデビューを避け、何年間か勉強・研鑽期間を経て1968年に国際的な活動を始めました。 圧倒的なテクニックと洗練された音色で主にドイツ・グラモフォンに録音されたディスクは、現在まで名盤と呼ばれるものばかりです。 しかし、それ故に彼は「完璧…
4月に入りました。新年度がスタートしましたね。お天気がちょっとぐずついていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか? さて、本日、4月5日はマエストロ、カラヤンの誕生日です。今年は生誕116年です。キリが良くないので特にイベントはないようです。 今日は小品の聴き比べです。この2枚のCDを久しぶりにゆったりと聴いてみました。 こういった小品をゴージャスに、手を抜くことなく華麗に仕上げるカラヤンの凄さは色々なところで語られますよね。私も本当にそうだと思います。やっつけで録音(したかもしれませんが)とは思えないクオリティーですよね。 黄色い帯のドイツ・グラモフォン版と赤い帯の東芝EMI版。録音は前者が1…
今日はヘルベルト・フォン・カラヤンの誕生日🎊とあるマスタークラスでは「私は指揮を教えることはできないが、本番で指揮する必要がなくなるようなリハーサルの仕方は教えることができる」と、若い指揮者らに語りました。DGとの密な共同作業を長年続けましたが、皆さんのお気に入りの録音は何ですか? pic.twitter.com/sT5n29ItKz — ドイツ・グラモフォン(日本版) (@dgclassicsjapan) 2024年4月5日 simmel20.hatenablog.com simmel20.hatenablog.com
2024年3月24日 バーデン・バーデン・イースター音楽祭1 祝祭劇場指揮 トゥガン・ソヒエフ管弦楽 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団ヤン・リシエツキ(ピアノ)ベートーヴェン ピアノ協奏曲第3番ブルックナー 交響曲第7番 ソヒエフ指揮のベルリン・フィルを、初めて聴く。ソヒエフは昨年に来日し、ウィーン・フィルを振った。今度はベルリン・フィルだ。(間を挟む形で、N響も振ったけど(笑))これはもう、世界の2大オーケストラを制覇して、名実共にトップ指揮者の仲間入り、ということでよろしいのではなかろうか。少なくとも私はそのように見たい。ソヒエフがこれからのクラシック界をリードし、背負って立っていく。そ…
Masculin:…って、マウリツィオ・ポリーニの訃報に接したばかりですけど、今日3月28日はディノ・チアーニがローマ市内で交通事故により32歳の若さで他界してからちょうど五十年なんです。来日も勿論無かったし国内盤もほとんど出てなかったから、日本では知る人ぞ知るというか無名に近い存在だったけど。 Féminin:確かポリーニより1歳上で、ともにイタリアでは期待の若手ピアニストとして将来を嘱望されていたのよね。ほら、私は貴方からお借りしたドビュッシーの前奏曲集のLPで初めて知ったんだけど、亡くなってもう数年経ってたかしら。 M:えぇ、僕も偶然にドイツ・グラモフォンの新進演奏家にスポットを当てたデ…
23日(土)夜、旧Twitterを観ていて、マウリツィオ・ポリーニが亡くなったことを知った。 急ぎネットニュースを検索してみたが、それらしいニュースは見つからず、もしかしたらフェイクニュースか? とも思ったが、朝になって、間違いないことがわかった。 82歳。早すぎるとは言えない年齢だが、やはり残念だ。 私がポリーニの存在を知ったのは、1973年、高校3年の時。 例のショパンのエチュードのレコードが、「レコード芸術」の推薦盤になったのを見たのが最初だと思う。月評子、小石忠男氏の評文の見出しは、「玲瓏たるショパン」だった。 デビュー盤のストラヴィンスキーとプロコフィエフの1枚は記憶にない。 初めて…
Masculin:ついこないだ、ブラームスの変ロ長調コンチェルトの話をしていて、ポリーニの演奏にも触れたら残念な報せが…。 Féminin:ねぇ、まだ私たち小澤征爾さんの悲しい報せからも立ち直っていないのに…このところキャンセルが続いてらしたのは知ってたけど。 M:思い出すのは’86年5月9日。クライバー指揮バイエルン国立管の初日の文化会館の客席で小澤さんとポリーニの姿をお見かけしたんですよ。 F:その後楽屋にクライバーを訪ねたお二人の写真を見たわ。関係者を交えた会食の写真も。 M:ところが録音は沢山聴いたけど、我々ついに一度もポリーニの実演は出かけなかったんですよね。 F:そうね。私たちアル…
前回、現存のピアニストとして紹介したばかりの、M. ポリーニが死んだ。一番好きな音楽家だったのでとても残念だ。42年生まれの82歳だから「天寿を全う」の部類に入るが、指揮者とピアニストは長命者が多いので、彼ももう少し長生きしてくれると思っていたのに。前回触れたように、彼は「純粋音楽家」の一人だった、恐らくは、最後の。一つの時代が、確かに終わったのだとの感慨を抱かざるを得ない。 彼を最初に聴いたのは、1974年の初来日時、コンサートをFMで放送してくれた時だ。当時の私は大学1年、京都の下宿で一人暮らしをしていた。曲目はベートーヴェンの「6つのバガテル作品126」とピアノソナタ第32番つまり最後の…
ここのところ、小澤さんの追悼番組が色々と組まれていますね。昨日もEテレで1993年に放送された特集を放映してました。その中で、小澤さんが「バルトークがカラヤン先生の得意な曲で、その当時よくベルリン・フィルとよく演奏していた。なので、自分にもバルトークに挑戦するようにとプログラムに入れてくれた」というようなエピソードを語っていました。確かに、カラヤンのバルトークは結構話題になっているような気がします。最近はバルトークを全然聴いていなかったので、改めて聴き直してみました。 私が所有しているカラヤンのバルトークは以下のCDです。 曲は「管弦楽のための協奏曲」です。ドイツ・グラモフォンの演奏が1965…
Féminin:今日は唯一度、私たちが一緒にカール・ベームを聴いた日なのね。 Masculin:そうでしたね。あれはもう47年前。僕はその二年前’75年に同じウィーン・フィルとの来日公演も聴けたけど、運良く往復ハガキの抽選に当たって。 F:私は最後になった’80年のウィーン国立歌劇場との「フィガロの結婚」を父と一緒に。だからお互い二度ずつだったのね、ベームは。 M:’77年は二年前と違って普通に発売されて、幸い招聘元の新芸術家協会に伝手があったんで簡単に入手出来たんですよ。ただし唯一東京文化会館だった11日はさすがに到底無理で、翌12日のNHKホールの最終公演のチケットを手に入れて。その11日…