はじめに もし明日あなたの受信料で成り立っている公共放送が消え去ったとしたら社会はどう変わるでしょうか? この思考実験の答えを、ドイツ国民が突きつけられています。 ドイツの全世帯に課される月額18.36ユーロ(約3,000円)の放送負担金。日本のNHKの地上受信料は1,100円であり、ほぼ3倍の負担となります。ドイツで今、この公共放送のあり方をめぐって国を二分する論争が巻き起こっています。 かつては民主主義の守護神として国民の信頼を集めた公共放送(ARDやZDF)ですが、今や政治家からは金食い虫と叩かれ、右派からは左派のプロパガンダ、左派からは質の低下と、全方位から批判の矢面に立たされています…