山岸俊男監修『社会心理学』(23) 今回は、第4章 対人認知と行動のうち、「表情の認知」(p.104)である。 表情は、非言語コミュニケーション(ノンバーバル・コミュニケーション、non-verbal communication)の一つである。非言語コミュニケーションとは、 言語を用いないコミュユニケーションのこと。身振り、手ぶりや表情、声の抑揚による意図・感情の伝達、ふれる、距離をとるといった動作など。(本書) ことば(音声言語)や文字を直接用いずに行なわれる情報伝達。表情や視線、身ぶり(→しぐさ)、動作、声の質・抑揚、相手との距離、姿勢といった手段を用いる。(ブリタニカ国際大百科事典) 非…