パイプオルガン

(音楽)
ぱいぷおるがん

楽器の一つ。「フルー」もしくは「リード」の発音機構と、空気の振動を共鳴させる共鳴管(パイプ)が一対になっており、これを音階分だけ並べて発音部とする。
ピアノなどに酷似した手鍵盤と足鍵盤を持つ「演奏台」(コンソール)と呼ばれる場所での演奏操作に連動し、発音部のパイプに空気が送られることによって発声する。一つの鍵に対して、複数の音色のパイプが対応しており、発声させるパイプの組み合わせによって、多数の音色を作り出すことができ、演奏台には、パイプへの通風をオン・オフするストップノブがある。
パイプに空気を送る仕組みは、かつては人力でふいごを踏む係をおいていたが、近年は電動コンプレッサーにより圧搾空気を送り込む。

  • この楽器で、ほとんどの人が連想するのは、18世紀の音楽家・オルガニストであるJ.S.バッハの「トッカータとフーガ」・「目覚めよと呼ぶ声あり」又は「主よ、人の望みの喜びよ」のうちのどれか。
  • 本来はミサ曲や合唱曲の伴奏を演奏するために教会の礼拝堂に設置されたものであり、このような風潮は9-13世紀にかけて定着した。最近ではコンサートホールや、デパートの一部にこれが設置されることもある。
  • 発音部が巨大(演奏卓の後ろに、デザイン的に配置されている金属管そのもの)なため、音量・音色ともに大仰なイメージがある。ここから、ドラマの中で劇的な展開に突入するシーンでは、鳴り響くパイプオルガンの音色を劇中音楽として入れる作品が目に付く。
  • この演奏台の機構を模して後年に作られたのが、「エレクトーン」に代表される電子オルガンである。
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