ポルトガルで歌われる民族音楽の一種。 大きく分けて、リスボンタイプとコインブラタイプがある。
主に、人生の悲しみ、叙情を歌うものとされる。 歌い手は女性が多い。 歌い手は黒い服に身を包み歌うスタイルが一般的。 演奏にはポルトガルギターという特殊なギターを使用する。
コインブラの学生に歌われる事が多い。 リスボンタイプに比べて、陽気な曲も多くある。 演奏にはポルトガルギターという特殊なギターを使用する。
かつて、教会では、高音は天井(ドーム)に、低音は床に響かせて歌っていました。 私はリスボンの町を歩いたことがありますが、石畳の細い道を両脇に石造りの家がきちんと並んでいるために、何百メートル先から、ファドとギターの音が聞こえてきたのです。湿気の高い日本とはまるで声のひびきが違うのです。 つまり、日常の言語音声において、彼らは、共鳴については私たちよりもずっと恵まれており、その上に、そこで感覚的に声をひびかせていきます。結果として、声が共鳴しやすく鍛えられているわけです。
ゴールデンウィークなので連日の万博訪問。 さすがに4連休最終日の1日前で来場客も半端なかったので、今回はナショナルデーとイベントのみに特化して散策しました。 ポルトガルのナショナルデー To Instagram今回は9時の予約が取れずに10時からの入場だったので、そのままポルトガルのナショナルデー観覧のためレイガーデンへ直行しました。 すでに行列はできていましたが、まだ大行列というほどでもなかったので意外に椅子に座ることができました。 To Instagramポルトガル・ナショナルデーの記念式典は11時から始まりました。 まずは、わが国の武部文部科学副大臣と、ポルトガルのロドリゲス文化大臣の挨…
2024年(令和6年)12月31日(火) 年末年始ヨーロッパ5ヶ国を巡る旅に出掛けました。ベルギーの首都ブリュッセルを経てポルトガルの古都ポルトに滞在中。日帰りツアーで隣国スペインの世界遺産サンティアゴ・デ・コンポステーラへも訪れて3ヶ国。前回はポルト旧市街の対岸ガイア地区でポートワインのワイナリツアーに参加した話を書きました。 fuwari-x.hatenablog.com 夕食には、楽しみにしていたボリャン市場でラクレットを絡めてくれるパスタを買いに出掛けたのですが、大晦日のこの日は17時で営業終了。がーん。諦めてスーパーマーケットにワインの調達に向かいます。最後の夜は2度目のファド鑑賞を…
2024年(令和6年)12月29日(日) 年末年始ヨーロッパ5ヶ国を巡る旅に出掛けました。ベルギーの首都ブリュッセルを経て2ヶ国目のポルトガルの古都ポルトに滞在しています。前回はドン・ルイス1世橋を渡りポルトの世界遺産をじっくり眺めた話を書きました。 fuwari-x.hatenablog.com この日はポルトガルの民族歌謡Fado(ファド)を聴きに行く予定にしていました。10年前はヨーロッパ旅行初心者だったので、自分で手配するにはハードルが高いと思っていました。でもその後、スペインへ行けばフラメンコ三昧という経験を経たので、今度はファドを聴きにいかねば!事前に2ヶ所予約していて、この日はド…
ファド歌手、月田さんなど多くの日本人歌手が、憧れた歌い手を聞いてみましょう。 ジルベール・ベコーというフランスの歌手です。 美輪さんがヒットさせた曲、メケメケを創唱した人です。
ポルトガル・リスボン旅行の振り返りその2 旅の足跡をたどり脈絡なく綴っていきます。 宿泊はバイロ・アルト(Bairro Alto)と呼ばれる地域の付近のホテル・ボタニコに泊まりました。バイロ・アルトの高台の下に位置するので坂道が多かったですが、繁華街に近く便が良かった記憶があります。 ホテルの周辺はあまり騒々しくなく住宅街といった感じ。 1日の大半の時間はシントラで使ってしまったのでいい時間になっていましたので、ホテルにチェックインした後、まずは高台の夕焼けを見にいきました。 ホテルのすぐ近くに階段があり、高台へ登ります。 まだまだ登ります。ようやく登り切るとDom Pedro V通りへ。この…
『ファドの声の音響および発声の特徴』 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov 低いピッチ,しわがれ声,緊張性の高い声として知覚的に捉えられるファド(ポルトガルの民族歌謡)の声の特徴を歌手15人で調査。 ファド歌手の発声持続時間とs/z比は声帯運動の非効率を示す閾値に近かった。F0は非歌手より高く、クラシック歌手よりも低かった。ジッタ,シマの平均値は非歌手より高かった。HNRはクラシック歌手と同様だった。 歌声のジッタは、カントリー,ミュージカル,ソウル,ジャズの歌手より高く、ポップス,クラシックの歌手より低かった。シマの平均値は、カントリー,ミュージカル,ソウル,ジャズの歌手より低く、…
Ga、Go、Ge、Gi、同音で三つ長めで揃えていたものを、長さに使った力を、強弱のメリハリに置き換える。だんだん大きくしていく。 深い音色、胸のところで取る、体からひとつで取る。上がってきて声が薄くならないところ。今使っている声の方が合っているだろうけれど、とトレーナー。でも、強弱やファドに使えそうな低音も視野に入れていきたい。
「朝日新聞」朝刊の四コママンガなどで知られる、4コマ漫画の巨匠、いしいひさいち氏。そんないしいひさいち氏の作品の中でも、今回紹介する「ROCA 吉川ロカ ストーリーライブ」が自分は一番好きである。 本作は、朝日新聞朝刊の四コママンガ『ののちゃん』の連載内連載として展開していたが、いしいひさいちさんのWebサイトで「朝日新聞のコアな読者にはたいへん評判がわるかった」として、朝日新聞での連載内連載を終了し、吉川ロカシリーズは今後Webサイトで続けていく旨が告知される。そして2022年8月、自身の同人誌とウェブサイトでの発表分、朝日新聞掲載分に若干の描きおろしを加えて発表されたのが、本作「ROCA …
レッスンに受けにこられる人たちに、外国語(英語はもちろんのこと、イタリア語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語など)が堪能な人も多く、カンツォーネやシャンソン、ファドに馴染みがありますため、福島英著「読むだけで、声と歌が見違えるほどよくなる本」に記載のアーティストや曲をよくご存じです。 www.bvt.co.jp