【126〜131】 126.セゾンサンカンシオン 前川ほまれ 看護師でもある作家の依存症をテーマにした小説。アルコール、ギャンブル、薬、万引きなどの依存症の中でもがきながら生きる人達の話でした。 かなりリアルに描かれていて、当事者の苦しみも良くわかりました。そして依存症が病気であると理解した上でも、家族やそばにいる人の苦しみも相当なものですね。 依存症になってしまったきっかけもよくある事のように思ったし、誰にでも可能性があると思うと恐ろしかったです。どうしたら食い止められるのか・・そうなってしまった理由は人それぞれで一括りにして考えられない難しさも感じました。 題名から受けるイメージとはかけ離…