ここ数日、穏やかな陽気が続いている。 空には雲が多く、すっきりと青空の広がることはないのだが、その分、夜間の冷え込みも厳しくはならないこともあってか、日中、陽射しが控えめでも気温はプラスに上がっている。 そのせいか、辺りを歩くと山の住民たちの色々な足跡が目に付く。 と言っても、これは先方の出歩きが盛んになるからというより、こちらの気持ちがのんびりとして、あちこちに目が向くためだろう。 実際、寒い中、冷たい風に吹かれながらの歩行では、首を竦めて俯き加減になりがちで視野も狭まり、一方、氷点下10℃程度の気温には、動物たちの活動を阻害する力はないように思う。 以下の画像は、今日、家を出て林の中へ足を…