Predestination
神出鬼没の連続爆弾魔フィズル・ボマーの凶行に市民が恐れおののく大都会。場末のバーに現れた青年ジョン(サラ・スヌーク)は、バーテンダー(イーサン・ホーク)に数奇な身の上話を語りだすーー。女の子<ジェーン>として生まれ、孤児院で育った"彼"は、18歳の時に恋に落ちた流れ者との子を妊娠。しかし、その男はある日"忽然"と姿を消し、赤ん坊も何者かに誘拐されていた。そして、出産時の危機から命を救うため、自分は男になったと話す…。
青年の長い告白を聞き終えたバーテンダーは、思いもよらないことを切り出した。なぜかバーテンダーは青年がジェーンからジョンに改名したことを知っており、彼が憎む流れ者への復讐のチャンスを与えると言い出す。わけがわからず混乱に陥ったジョンを地下室に導いたバーテンダーは、"時標変界キット"と称する機械を取り出し、ある日時をセットする。「深呼吸して、目を閉じろ」。バーテンダーがそう告げた次の瞬間、ふたりは跡形もなく地下室から消失した。
(公式サイトより)
ロバート・A・ハインラインの名作SFを映画化。