Vincenzo Bellini
イタリアの作曲家、ヴィンチェンツォ・ベッリーニ(1801-35)の姓。 数多くの美しいオペラや歌曲を残した。ドニゼッティと並んで、ベルカント・オペラの代表格といわれる。 代表作に「ノルマ」「清教徒」「夢遊病の女」等がある。 ドラマティックで美しい優雅な旋律を歌う表現力と正確なカデンツァの技術を要求される、歌手泣かせの難しい曲が多い。 モーツァルト、ドニゼッティと並んで、声楽をやる者(特にレッジェーロ、コロラトゥーラ系)が避けて通れない作曲家である。
Operas
Bellini:Norma/I Puritani
リッチーは唇を突き出した。 第17投。224ページ、632行。 Richie cocked his lips apout. A low incipient note sweet banshee murmured: all. A thrush. A throstle. His breath, birdsweet, good teeth he’s proud of, fluted with plaintive woe. Is lost. Rich sound. Two notes in one there. Blackbird I heard in the hawthorn valley. リッチ…
イタロの遅延に助けられたジョットの名画鑑賞! スクロヴェーニ礼拝堂に行くならパドヴァカードの購入をお勧めします!私は買いませんでしたけど・・・( ´艸`) パドヴァカードは時間の節約にもなります! パドヴァで実際に観光したルート。 市立美術館(エレミタニ博物館)を見学 ヴェネツィアを朝7時位のイタロに乗りヴェローナで4時間の観光を満喫し12:50分のイタロでパドヴァまでの予定。パドヴァは歴史ある街・・・ってイタリアに歴史のない街があるのかという疑問も(≧▽≦)私の中ではパドヴァ=教皇というイメージがなぜかしら植え付けられている。そのイメージしかないけれど行ってみたい街だったのだ。 実際に予定を…
ドルチェ・フェリーチェ小林侑奈 タワーレコード Amazon 『ピアノで奏でられる、言葉のない「歌」。一期一会のピアノと対話し、その楽器の持つ最高に美しい響きで、光や影、ぬくもりや薫り、質感や感触が伝わるような表現を引き出したい… その思いに導かれるように、歌の国イタリアで運命を感じる音楽家、師匠と出会いました。決して技巧的なパフォーマンスに走らない、ぬくもりや薫りが感じられるような人間的な演奏に接し、私の目指す音楽がここにあると確信しました。素朴で親密な、自然と調和するような、そんな演奏を日々目指しております。アルバム「Dolce Felice」は、私が敬愛してやまないイタリアをテーマにした…
こんにちは、Luiです。 さて、前編につづいて、春の香り10選の後編となります。 前編はフローラルにかたよりましたが、後編はバラエティに富んだ香りをご紹介していきたいと思います。 今回は、こちらの5本です。 ⑥CELINE『SAINT-GERMAIN-DES-PRÉS』 スタイリッシュな香水といえば、CELINE。ビジュアルももちろんですが、香りまでスタイリッシュなんですよね… トップはプチグレンのフレッシュな香りから始まります。時間が経つにつれて、まるでスイーツのようにも感じられるおいしそうなバニラがただよい、その中にアイリスやヘリオトロープがパウダリーに咲く…どこか絵画のような雰囲気を醸し…
SUMMARY 補欠選挙の演説会場をシビルがロバートに無断で訪れる。 パムークの一件がヴァイオレットの耳にも入る。 ウィリアムの母の病状が悪化するが、彼女は息子に知られたくないと言いはる。
芸術×読書特集!? ワイ得やんけ!!! 「芸術新潮2021年2月号」(新潮社 2021年)の話をさせて下さい。 【概要】 特集 愛でたい読書 あの人が選んだ、必読本150冊 旅することも、誰かと直接話をすることも、普通のことではなくなった今だけどーーー 本を開けばいつだって、なかなか見ることのできない景色や、 今は亡きあの人の声、いききと躍動する物語の主人公がそこに「いる」。 アートの瀬騎亜で活躍する人たちが、よすがとして読んできたのはどんな本? 知的好奇心を満たし、目を悦ばせる、愛でたき本の入口へーーー p.11 本文より 【読むべき人】 ・美術に関する書物を何から読んだらいいか分からない人…
最近、イタリア語と、その源となったと思われるラテン語に興味を持っている。地元の図書館の蔵書をネットで検索していて、たまたまこの本を見つけた。 著者は2人のイタリア語史の大学教授。学者の書いたものというと、引用だらけで、読みにくい、堅苦しいものかとおもいきゃ、さにあらず。読みだすと止まらないほど引き込まれる。2006年にイタリアで発売されるや、一般書に混じって大いに売上を伸ばしたという。さもありなん。 ラテン語のひとつの方言であった、フィレンツェ地方の話し言葉が、どのようにして現代のイタリア語になって来たのかを、ダンテや、ボッカチオ、メディチ、マキアヴェッリなどのエピソードをふんだんに交えながら…
2021年2月13日 フランチェスコ・メーリ リサイタル 東京文化会館小ホール東京文化会館プラチナシリーズ5フランチェスコ・メーリ(テノール)、浅野菜生子(ピアノ)ロッシーニ、ドニゼッティ、ベッリーニ、トスティの歌曲ルイージ・マイオ アルケミケランジョレスカマスネ 歌劇「マノン」より「目を閉じれば」ヴェルディ 歌劇「ルイーザ・ミラー」より「ああ!自分の目を信じずにいられたら」ジョルダーノ 歌劇「フェドーラ」より「愛さずにはいられぬこの想い」プッチーニ 歌劇「トスカ」より「星は光りぬ」 この公演のことは、きっと一生忘れないだろう。 新型コロナウイルスのパンデミックは、自分の人生史の中に刺さった棘…
www.jfm.or.jp オーディションで選ばれた若手演奏家がプロのオーケストラと協演する「新進演奏家育成プロジェクト~オーケストラ・シリーズ」。2021年2月に開催された今回(第58回)のオケは我らが札幌交響楽団です。その札響からもコントラバス下川朗さんとヴァイオリン鶴野紘之さんがソリストとして大舞台に立たれました。なお4名の若手演奏家の詳しいプロフィールは以下の演奏会詳細ページ、本番の様子は札響公式ツイッターの写真を参照ください。 www.sso.or.jp本日(2/11)は、現田茂夫(指揮)、下川朗(コントラバス)、三上結衣(ピアノ)、月下愛実(ソプラノ)、鶴野紘之(ヴァイオリン) 出…
東京文化会館で、フランチェスコ・メーリのリサイタルを聴いて来ました。 コロナ感染の恐れから音楽会に行くのは、ずーと自粛していましたが、ここ数日目に見えて、新規感染者数が減って来て、感染リスクは小さくなったと言えそうです(勿論警戒は怠れませんけれど)。ホントに久し振りのコンサートでした。昨年12月の庄司さんのコンサート以来かな? メーリは今やイタリアを代表するテノール歌手の一人と言って良いでしょう。各国の歌劇場で実績を積み重ねてきました。文化会館H.P.で紹介されている経歴を次に転載します。 1980年イタリア・ジェノヴァ生まれ。17歳より声楽を始め、エンリコ・カルーソー国際声楽コンクール、リッ…
今日も生きてます。 確定申告の季節ですね。 私は今年初めてe-taxを利用しました。カードを読み取る機械を購入する必要はありますが、申告書を印刷したり、封筒を準備したりする必要が無いので大変便利です。 オススメ。 これから時代は機械が利用されるようになるのだなと、実感です。(遅い) 機械に疎いタイプですが、面倒がらず今年は電子化できるものはどんどん電子化していこうと心に決めました。管理する物も減らして、必要なものを見極めて大事にしたいです。 さて、今日は不思議な表現で描かれた子供が登場するキリスト教絵画を見ていきます。 神から送り出された空飛ぶ赤ちゃん 「受胎告知」 マイスター・ベルトラム・フ…
この絵を見た時、神聖さを感じた。本の扉絵として小さく採り上げられていたのだが、結局、その本を買ってしまった。 作家や画家など、文化人所有の名品は少なくない。川端康成旧蔵の「凍雲櫛雪図」「十便十宜図」は今や国宝である。川端は「美術品を観ている時だけ、この世とつながっている気がする」と、自裁の運命を暗示するような言まで残している。 そこまで有名ではないが、この絵の作者はイタリアルネッサンスの画家ベッリーニである。もしかすると時代はそこまで上がらないかもしれないが、時代の気と製作の念をしっかりと送ってくる。 劉生は画家が良い絵を描くには名画を所蔵するといい、と言って展覧会入選作と所蔵の宋元画の両方を…
下記続き、前回は三十年代四十年代をひとまとめにしたく長くなり過ぎ…戦前の映像は残っているだけでもの珍しかったが、このあたりになってくると演奏シーンが短すぎてもの足りなかったり。 dancept2.hatenablog.com なお、パテのサイトはレスポンスがうまいちで、はてな標準の「ブログカード」ではリンク切れになりやすい。(同タイトルで)YouTube にあったものはそちらを埋め込みでリンクした。再生最後の方で映像にリンクが被さるのが邪魔だったりしますが。ただし拡大表示すると本家よりずっと鮮明。サーバー容量に直結しますからね YouTube とパテ新旧メディアの差を感じたりしないでもないが、…
2011年4月、ウィーン国立歌劇場初演となるドニゼッティ作曲のオペラ『アンナ・ボレーナ』は、各国に生中継された。ソプラノ、アンナ・ネトレプコにとってタイトル・ロールのデビューであり、メゾ・ソプラノ、エリーナ・ガランチャ演じる侍女ジョヴァンナ・セイモーとの、人気、美貌、実力を兼ね備えた歌姫(ディーヴァ)たちの共演だった。 この1830年初演のオペラはドニゼッティの出世作だったにも関わらず、その後ほとんど上演されなくなっていた(ウィーン歌劇場もMETも2011年が初演)のを、1957年4月にミラノ、スカラ座でのルキノ・ヴィスコンティ演出によるマリア・カラス初演で再び脚光を浴びるようになり(カラスは…
琵琶湖歌劇場にジルヴェスターコンサートを観に行った。 レペトワは以下の通り。 ・チャイコフスキー 『エフゲニー・オネーギン』からポロネーズ ヴァイオリン協奏曲ニ長調 バレエ組曲「くるみ割り人形」・ビゼー 『カルメン』からハバネラ含む3曲・ベッリーニ 『清教徒』から"A te, o cara"・ヴェルディ 『ナブッコ』から"Va pensiero" ・フリッツ・クライスラー(encore) レチタティーヴォとスケルツォ(初めて聴いた)・ヨハン・シュトラウス ラデツキー行進曲 こんなところか。充実していたとは思う。 指揮者の方良かった。あとカルメンの役回りをしたメゾ・ソプラノの人は上手だった。桂米…
2020/9/12 朝カル新宿、「ヴィスコンティとは誰だったのか(1)」 ひさしぶりの対面式でしたが、フェイスカバーはどうにも嫌なので、結局はマスクをつけて喋ることに。ときどき息が苦しくなりましたが、それでもリモートとは違う高揚感に後押しされて言葉が出てくる感じがありましたね。 ここ2週間ほどは、ヴィスコンティを復習しながら、ずいぶん発見がありました。両親の出自と別居の話しが、彼の人生のなかでどんな意味をもった、今回はちょっと考えてしまいました。やっぱりヴィスコンティは、そのルーツがあって、その上ではじめて、どんな人であり、どんな選択を重ね、どうしてその作品、どうしてその方法で表現したか、そん…