人気ゲーム・テレビアニメその他「ポケットモンスター」シリーズの略称。また、同作品に登場する架空の生き物の総称の略称でもある。1996年に発売された当初から爆発的な大ヒットを巻き起こし、日本のみならず世界中の子供から大人まで、幅広い層を虜にした。一種の社会現象とも言える。
ポケットモンスターの由来は、モンスターボールに入るとポケットに入るから、ポケモンという愛称が付けられている。
当初、全151種のポケモンの名前を歌う歌「ポケモン言えるかな?」が大ヒットした。
また、2010年から2011年にかけて、つるの剛士が歌うポケモン言えるかなBWが流行った。こちらも151種すべてが歌えるが、シリーズ自体が違うため、初代と全く違う。
現在でも、ポケモン言えるかな?やそのBW版、ゲット!ポケモントレッタ!がカラオケ店などで配信されている。
シリーズ化が進むにつれて、ポケモンの数もさらに増えており、2013年10月現在は、718種にもなっている。
2010年現在で同タイトルを冠したソフトの売り上げは、全世界で1億9000万本以上(派生シリーズを含む数字。本シリーズのみの場合は14作で1億2600万本)となった。これはゲームキャラクター毎のシリーズ別で比較した場合、世界第2位の数値となる(1位はマリオシリーズの2億4000万本以上)。また、ゲームを含めた関連市場(いわゆるポケモン市場)は年間で全世界3兆円規模となっており(国内1兆円、海外2兆円)、これほど巨大化したキャラクターフランチャイズは世界を見てもディズニー以外には例を見ない。
当初の151種の中でも特に人気だったのが、ピカチュウである。*1
「Pokémon」(英語スラングとの兼ね合いのため)
「株式会社ポケモン(The Pokémon Company)」のこと。
ポケットモンスターの原著作権者である任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリーク3社の共同出資により1998年4月に設立された「ポケモンセンター株式会社」を前身とする。
2000年10月に現社名に変更し、事業領域を拡大。
ゲームの「ポケットモンスター」や「ポケットモンスターカードゲーム」の発売、テレビアニメや映画のクオリティ管理を含むライセンシー商品の品質管理や情報提供、そして前身から続くポケモンセンターの運営を主な事業とする。
1997年12月16日に放送されたアニメ無印編第38話「でんのうせんしポリゴン」の放送の中パカパカした激しい点滅を受け、光過敏性発作で意識を失った視聴者がいるという。これをポリゴン事件という。
また、この事件がきっかけでポケモンの知名度が上がったり、「テレビをみるときははなれてみてください」という旨のメッセージがつくられたりもした。
*1:これは、ただ純粋に容姿が可愛かったのと、アニメでのポケットモンスターにおいて、主人公サトシが最初に貰い、常に連れ歩いているのがピカチュウだったため