Lima
ペルー(ペルー共和国)の首都。
人口約900万人。
インカ帝国を征服したフランシスコ・ピサロ(Francisco Pizarro)によって1535年1月18日に建都された。
インカ帝国時代には首都はクスコにあったが、スペインとの連絡をとりやすくするため、海岸に近いリマが選ばれた。
植民地時代の建物の残る旧市街*1・リマ歴史地区(Historic Centre of Lima)は世界文化遺産にも指定されている。
チャラと呼ばれる海岸砂漠地帯にあり、南極から流れてくるペルー海流(フンボルト海流)のおかげで水産業も盛んである。
人口が集中するリマでは大気汚染が深刻な問題となっている。2005年、リマで大気汚染による疾患での死亡者は6千人に達するという。その大きな原因のひとつはバスやトラックの排ガスであり、大気汚染軽減のための[[都市]]交通の整備が課題となっている。
*1:セントロ地区