今宵は十五夜、雲間から輝きをみせる仲秋の名月を飽きずに眺めています。 この10日ほどの間の別れと出会い、できごとなど、まとまらぬままですが、書き記したいと思います。 *** 身近に思う方たちが日を重ねて逝かれた。 四人の母親のTさんは59歳「思いやりのあるあたたかい人でした」奥さまに捧げた喪主の言葉が悲しく深く、涙。 45年に及ぶご近所さんのYさんは76歳「朝一番にブログを読むのが楽しみ…」そのひと言が私のひそかな励みにもなっていた。 そして、「山の家・昭和の音と映像資料館」の主、96歳の山崎久雄さん。教職の傍ら、棄てられたラジオや電気蓄音機を収集、修復し、当時の音が再現できる形で、1万点以上…