スランプが続くのは読書が足りないから、ということで、読書をします。仮猫田休先生(https://note.com/wawawa_629) が波木銅『万事快調』をくれたので読みました。とてもおもしろかったです。 原発のある東海村を舞台に3人の高校生が犯罪に巻き込まれたり、犯罪に手を染めたりします。主人公たちは犯罪行為をするのですがその背景には説得力が――いや、減刑理由になりそうな事情があるということではなく、著者の描写や人物造形によって、このやけくそな高校生たちに、読者は共感を余儀なくされるという意味での説得力が――あります。ばっちり犯罪行為をしているけれど、主人公たちに共感させられてしまってい…