『世界を食べよう 東京外国語大学の世界料理』沼野恭子/編(東京外国語大学出版会, 2015年)を読んだ記録。 東京外大教授でロシア文学、食文化、比較文化がご專門の沼野恭子さんの編集。 「本書の最大の特徴は、世界各地の言語・文化・文学・社会・歴史・宗教などを研究している東京外国語大学の教員が30名以上も(紙の上で)一堂に会し、それぞれ専門とする地域の食文化について楽しげに、そしておいしそうに語っていることだと思います。」 まさにまさに。 外大という文化のるつぼな場をフルに生かした構成で、わくわくする食の旅に連れて行ってもらえる。世界はさまざまで、全然違って、でも似ていて、豊かなところ。 レシピも…