新幹線に並行する形で走る在来の鉄道路線のこと。 1997年の長野新幹線の開業以来、在来線に並行して新幹線が開業する場合、その在来線の経営はJRから分離するという原則が適用されるようになった。JRの経営の負担になるとの理由で切り離される路線であるため、多くの場合はその経営を第三セクターに移管するなどの形が取られることになる。 主なものとしては、次の通り。
北陸新幹線の整備計画決定から51年、 我が地方にも、ようやく 新幹線が開業することとなりました。 これまでJRが運営してきた 新規開業区間の北陸本線は、 並行在来線として、 それぞれの県に新たに設立された 鉄道会社が引き継いできました。 新潟新幹線開業の際には、 「えちごトキめき鉄道」が 引き継いでますね。 金沢駅開業の際は、 富山県は「あいの風とやま鉄道」、 石川県は「IRいしかわ鉄道」が 引き継いでいます。 そして今回の延伸により、 福井県は「ハピラインふくい」 が引き継ぎます。 引き継ぎ前ですから 車両の写真はありませんが、 ハピラインふくいのHpに イラストが載っていました。 ハピライ…
《前回のつづきから》 2023年10月6日、国土交通省は2024年から施行するドライバーの残業上限規制に伴う長距離トラックドライバーが不足することに対し、トラックに代わって船舶や鉄道の輸送量を今後10年間で2倍に増やす目標を決定しました。 あくまで「目標」なので、法令や閣議決定ほどの強制力はありませんが、それでも政府がこうした方針を定めたことで、これまで遅々として進まなかったモーダルシフトがある程度推進されると予想できます。 しかし、言葉で2倍に増やすと言っても、現実としてそう簡単にはいかないと筆者は考えています。 鉄道に限っていえば、鉄道貨物輸送を担うのはJR貨物が唯一の存在です。JR貨物は…
こんばんは くろねこてす。 時の流れがとても早く感じます。もう、冬の足音がすぐそこまで来ているような・・・ ところが、汗ばむような11月の三連休目にする季節感(クリスマス)と身体で感じる季節感のギャップが大きすぎます。 街はクリスマス商戦へ 各地で夏日の11月三連休 さて、今回の記事は、すこし大きな話をさせていただこうと思います。(乏しい知識の中で感じた率直な気持ちです) 新型コロナの扱い 今年 2023年5月、新型コロナの扱いが大きく変わりました。コロナを撲滅したわけではありません。多くの感染者が出ていますが、あとは「個人の判断」の名のもとに、さまざまな「制限」を無くしました。これは、重症化…
某youtuberの鐵坊主さんの動画を見て、函館~長万部間の並行在来線については、いろんな問題が絡み合っているというのがよくわかる。 この区間、単純に在来線を第三セクターに移管するだけ、というのは難しく、特急と貨物が走らなければ、全く維持できない区間となっているようで、いいとこ残せそうなのは、函館~新函館北斗間のみということだ。 そして、全線を残すには、貨物の運行が継続する前提になる。 未だにここらへんが決着付いていない。 一つは全線維持をする場合と、もう一つは長万部~新函館北斗間を廃止する案の2つがあるようだ。 いずれにしても、函館~新函館北斗は函館市としてはどうしても残したい路線ということ…