(社)落語協会所属の落語家。 生年月日:1948(昭和23)年3月2日 出身地:東京都墨田区本所北割下水 出囃子:箱根八里 紋:剣かたばみ、裏梅
1968(昭和43)年 十代目金原亭馬生に入門。前座名「駒七」。 1972(昭和47)年 二ツ目昇進。「五街道雲助」と改名。 1981(昭和56)年 真打昇進。
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今日は、東京証券会館ホールに行ってきました。 私の好きな五街道雲助一門の「師弟四景」を聞くためです。 「師弟四景」は第9回とのことですが、私は初めてでした。 うーんとうなるほどどれも面白かった。 五街道雲助、隅田川馬石、桃月庵白酒、蜃気楼龍玉、全員好きですね。 何と前座の次のしょっぱなが雲助師匠。どうせ最後だろうなんて、のんびり最後に来た人は、雲助師匠のを聞きそこないますね。 雲助 早々と出てきて「家見舞」で、軽く場内を爆笑させる。 馬石 「居残り佐平次」調子のいい佐平次を小気味よく。 仲入り後 白酒 「替わり目」 これがもう、すみません。私にとってはツボで。亡くなった父を彷彿とさせるもんで、…
昨日、渋谷区文化総合センター大和田さくらホールにて開催された五街道雲助一門会に行ってきました! 『鹿政談』蜃気楼龍玉 『締め込み』隅田川馬石 『犬の災難』桃月庵白酒 『幾代餅』 五街道雲助 私はこの一門が大好きです。話始めはゆる~っとした話しぶりでリラックス。もちろんずっとゆるゆる~というわけではなく、テンポの良さ、おかみさんなどの女性の話方もうまいっ!しかし、この一門の方はみな面白い名前ですな。五街道雲助、桃月庵白酒、隅田川馬石は知っていたけれど、蜃気楼龍玉さんは、恥ずかしながらお初にお目にかかりました。夏に銀座の博品館劇場で「女殺油地獄」を独演でやるというのは知っていたので、どんな方かなあ…
いいお雛祭りでした 今日は楽しい”雛”祭り 3月3日はお雛祭り。そんな”雛”を名前に持つ古今亭雛菊さんの会がばばん場で行われました。満員のお客様を出迎えてくれる雛菊さんの笑顔が、仕事終わりに全力ダッシュしてきた筆者に深く染み渡ります。HACOはまじで駅から全力ダッシュでしたけど、流石にばばん場までダッシュは無理です。 HACOまでダッシュした以上に楽しかった会のレポはコチラ 受付を済ませ、記念品を頂いたら開演です。 直系より先に他所の弟子に呼ばれた人が本日のゲストです 錦明竹 鈴々舎美馬 開口一番を務めるのは、可愛すぎる前座と評判の鈴々舎美馬さん。寄席では何度かお見かけしたことがありましたが、…
表題の興行が2022年11月13日(日)に鹿児島市の黎明館で催された。主催は落語を愉しむ会。『ゆるいと亭』様のお席である。 演者の三代目桃月庵白酒師匠は芸歴三〇年。当地鹿児島のご出身。里帰り興行である。同日、同市の別の箱でこのたび真打昇進した春風亭柳雀師匠も里帰り興行を行っている。こちらは郷土で初独演会とのこと。 白酒師匠は冒頭「芸歴30年なんてね」「この世界50は若手」「金翁師匠なんか80年もされて」と、特に節目を意識されていないようだったが、演目を振り返ってみると、何か期するものがあったのではないか。ネタは「代書」「甲府い」「宿屋の富」だった。「代書」はこれから就職しようとする主人公の前向…
よろコンです。 8月になりました。危険な暑さが続きます。気持ちも体も栄養補給して、バテないように乗り切りたいところです。 さて、7月後半、またまたブログはさぼり気味でしたが、あちこち遊びには行ってきました。 ので、振り返りながら、そのことを書きたいと思います。 ということで、今日はひさびさ落語についてです。 7月最後の日曜日(31日)、上野は鈴本演芸場に行ってきました。 寄席は毎月1日から10日の上席、11日から20日の中席、21日から30日の下席と演者の方が変わっていきますが、「31日」は月の余りということで「余一会(よいちかい)」、特別プログラムで開催されます。 この日の鈴本の余一会は ご…
2018年6月23日「雲助浅草ボロ市」 @浅草見番(三業会館) 柳家寿伴『十徳』柳亭市楽『粗忽の使者』五街道雲助『家見舞』蜃気楼龍玉『夏泥』~仲入り~五街道雲助『猫定』しとどに降る雨、湿気でじめじめとした、破滅的な天気。さらには卸し金でこすられたような心を均そうと、思いきって伺った。 雷門前の交差点付近で客待ちしている人力車の御兄さん達。今日そのうちの一人に「たまには如何ですか?」って声かけられたんですけど、もしかして私顔覚えて頂いたってこと?(気のせいだ、っていう意見もあるけど「たまには」とか言いますかね普通)会場が、とにかく蒸し暑い。ほぼ満席状態なので、体温が室内に滞留してさらにじとじと。…
2017年10月7日「雲助蔵出しぞろぞろ」 @浅草見番 柳家小多け『つる』柳亭市楽『野ざらし』五街道雲助『宿屋の富』~仲入り~ 『木乃伊取り』 浅草見番は二度目である。会場としての雰囲気が好きなので、「馴染み」になりたいが、東京の田舎住み&薄給勤め人には難しい。市楽さんは、2012年に三三師のイイノホールの独演会で拝聴したことがある(その時の演目は『やかん』)。突き抜けて明るい『野ざらし』。この噺は「THE滑稽噺」と言えるくらいにはっちゃけて明るい噺なので、当然かもしれない。しかし、ただ馬鹿馬鹿しく演じれば良いというものでもない。つくづく難しい噺だと思う。端唄入りの出囃子で雲助師登場。畳敷きに…
2017年6月9日「五街道雲助 桃月庵白酒 親子会 ~逸品ぞろいの噺々~」 @かめありリリオホール 桃月庵ひしもち『子ほめ』桃月庵白酒『錦の袈裟』五街道雲助『中村仲蔵』~仲入り~五街道雲助『夏泥』桃月庵白酒『厩火事』 ストレスが溜まりに溜まってのっぴきならない状態であったためか、衝動的にチケットを購入していた。平日の夜に亀有まで馳せ参じるのは少々きつかった。東京の西の端から東の端へは約2時間。番組表の「ご挨拶」で雲助師は、「あたしの師匠である先代馬生はあたしが真打に昇進して間もなく、五十四歳の若さで亡くなりました。ですから師匠との親子会は一度も開かれることはありませんでした。」と書かれている。…
2017年1月17日「第七十回人形町らくだ亭」 @日本橋公会堂(日本橋劇場) 橘家かな文『松竹梅』春風亭一之輔『味噌蔵』柳家小満ん『羽衣』五街道雲助『電話の遊び』~仲入り~柳家さん喬『夢金』 鼻水だらだら。涙ぼろぼろ。頭わやわや。体調最悪。幸いにして咳は殆どなし。熱もない。迷った末、あまりにも勿体ないので伺った。 華のお江戸は日本橋、その名も粋な人形町。小伝馬町に小舟町、小網町に蛎殻町。江戸の小粋の残滓が薫る。水天宮が目前に。 「人形町らくだ亭」は、小学館が発行している雑誌「サライ」が主催する、正統な古典落語を愉しむことを是とする、通向けの落語会である。出演する落語家さんはレギュラー制で、柳家…
2016年12月25日「雲助蔵出しぞろぞろ」 @浅草見番 柳家小多け『道灌』入船亭小辰『転宅』五街道雲助『蔵前駕籠』『首提灯』~仲入り~ 『火事息子』 例年だと志らく師のよみうりホールでの独演会が落語納めなのだが、今年は雲助師の独演会が落語納めとなった。自分としては、極々小さな冒険です。 「見(検)番」とは、「その土地の料理屋・芸者屋・待合 (まちあい) の業者が集まってつくる三業組合の事務所の俗称。また、近世、遊里で、芸者を登録させ、客席に出る芸者の取り次ぎや玉代 (ぎょくだい) の計算などの事務を扱った所。」である。 降誕祭(クリスマス)に浅草見番で落語。無宗教・無神論者の愉しみ。しかし浅…
10月の出演情報です。 披露目番頭のひと月です。なので仕事少なめです。 9月下席より鈴本演芸場を皮切りに真打昇進披露興行が始まっております。 10月は新宿夜、浅草昼、池袋昼と続いていきます。 皆様是非お運びをお待ちしております! 令和6年秋 真打昇進披露興行 | 最新情報 | 一般社団法人落語協会 7日 芝虎寄席 『連雀亭 ワンコイン』 【日時】10月14日(月・祝) 【場所】神田連雀亭 【時間】開場/11:00 開演/11:30 【木戸銭】500円 【出演者】春風亭昇輔(替)、立川志ら門(替)、金原亭馬久(替) 2024年 10月の番組表&10周年大感謝祭のご案内 | 神田連雀亭 『第二回雲…
兼好師匠の落語会情報を更新しました。 【推し活カレンダー】三遊亭兼好師匠ファンサイト 8月はゆるやかな更新となりました。関東圏以外での開催主催者様の情報もかなり前から発信されている証拠でしょうか。 直近1週間で9月の寄席出演情報を追加いたしました。 新宿末広亭 9月上席(9月3日、6日) お江戸上野広小路亭 昼の部(9月16日) 新宿末広亭 9月下席(9月25日) また、地上波・BS・CSでのテレビ出演情報も追加しております。 9/1(日) 14:00~14:30 NHK Eテレ『日本の話芸』 三遊亭兼好「大山詣り」 BS松竹東急『特選落語』 9/7(土) 12:00~13:00 三遊亭兼好「…
台風の被害が出てないと良いのですが、、、😅 私の所は、想像よりは雨も風も強まりませんでした。 気温も下がっていたのか、エアコン無しで快眠でき、久々に今朝は目覚めが良かったです❤ 東京は台風一過で良いお天気☀😆歩道の白い線が眩しくて、目が痛くて直視できない😣今日も各地で真夏日だそうです。 塩分水分補給を忘れず、炎天下の中に長時間いなくてはならない環境の方も、木陰に入ったり、涼を取って下さいね🍧🍉 今日も鈴本演芸場にて、皆様のご来場をお待ちしております🫶🏻︎💕演芸場内は、涼しいですよー😀 #寄席 #落語協会 #鈴本演芸場 #桃月庵白酒師匠 がトリ #人間国宝 #五街道雲助師匠 も出てます #ニック…
前々からお呼びしたいと考えてはいたものの、あまりにベテランすぎてお声がけがしにくかったのだけれど、ひょんなことからお呼びできることになり大須演芸場での会を始めました。そしたら3回目が終わった後に突然の人間国宝!とたんにチケットがプラチナ化しました。 御予約は全て mugeplan51@au.com 07026731203 まで! ★11月9日(土)14:00オースのジョー16~古今亭菊之丞 独演会~名古屋・大須演芸場 立ち上げて8年、江戸の雰囲気を名古屋で味わう。特に大須演芸場は、菊之丞ワールドにふさわしい小屋。今回は太神楽曲芸師、ラッキー舞さんがゲスト。現在の上方の太神楽師、豊来家の系統の総…
したのだが速攻で縫い直しとなった。全てはずさんな計画の招いた結果である。 そもそも型紙も作らず、使用中の枕カバーと同じくらいの布を買って適当に縫うというものだったので、途中からなんとなくいやな予感はしていたのだった。 筒状に縫った後、両端を三つ折りで仕上げる。余った部分を折り込めばいいんじゃねえかと思ったが、仕上がってみると半端な長さでそんな余裕などない。仕方なく片側をほどいて袋にする事にした。これでうまくいけばいいが、おかしかったらまた対策を考えねばならぬ。 以前のわたしならここで「まあいいや」となっていただろう。しかしこれからは違うぜ。妥協せず納得のいく形を完成させるのだ。「まあいいや」を…
2023年の演芸その他と私 2023年は演芸以外でもあまりにも印象的な出来事が多かったので、時系列で書き留めることにした。 2023年に拝聴した演芸(1高座単位で配信は入れていない)浪曲:304(そのうち138は玉川太福師匠)落語:171講談:72色物:28 昨年に続き浪曲師玉川太福師匠を緩く追った。以下、拝聴した演目の内訳を記す(丸数字は聴いた回数)。☆は特に印象深かった演目。 <古典>(57)◎天保水滸伝「繁蔵売り出す」②◎天保水滸伝「鹿島の棒祭り」②◎天保水滸伝「笹川の花会」➂◎天保水滸伝「蛇園村斬り込み」②☆◎天保水滸伝「平手の駆け付け」①◎天保水滸伝「繁蔵の最期」①◎清水次郎長伝「秋…
4月歌舞伎座昼夜。 パスポートで複数回見られて理解が深まったことが何よりうれしいし、特に「夏祭」が良かった。 昼の部の感想 「引き窓」 munakatayoko.hatenablog.com 『七福神』 munakatayoko.hatenablog.com 『夏祭浪花鑑』 munakatayoko.hatenablog.com 夜の部感想 夜の部は、感想を書いていないが玉三郎と仁左衛門の世界にどっぷり2演目と、「四季」という群舞を見せる。さすがのにざたまで、幕が開く前から観客席のワクワク感の圧がものすごい。 後で感想を書こう。 どういうわけか、夜の部の終演時間は7時半。幕間だけはたっぷりあり…
しばらく日本に帰っていた。とても快適だったので、ブログを書く気にならなかった。いかにこのブログがアメリカの愚痴で成立しているか思い知った。 3月の下旬に浅草演芸ホールに行き8時間くらい入り浸って落語を聞いてきた。自分のために目当ての落語家の演目を記しておく。わからなかったものは後で調べた。ちなみに通常出番表に演目は書かれない。 春風亭一朝「牛ほめ」生で一朝懸命を拝聴。 柳家権太楼「代書屋」この日一番爆笑。 春風亭一之輔「長屋の花見」季節ネタ。この人のガヤガヤ系の話は秀逸。 五街道雲助「狸賽」一番お目当ての落語家。普段から(おそらく一番)よく聞いているので、初めて生で聞けて感激。シブい。 ちなみ…
聖☆おにいさん(3) (モーニングコミックス) 作者:中村光 講談社 Amazon 3月3日の視聴 ・『浅草お茶の間寄席(2024.3.3、tvk)』 →【柳亭こみち「台所乃隅」】はトバしてしもうた。女性落語家にはちと偏見がね…。すいませんね。 →【隅田川馬石「豆や」】師匠の五街道雲助が、その師匠志ん生から稽古されて唯一残った噺だという「豆や」。 →なんだその噺!買わねえのか! →柳家小ゑんさんは、鉄道好きなのね。模型も。 →【柳家小ゑん「ほっとけない娘」】仏像巡りか。“ほっとけない”ってまさか…。 →ブッダからのイエス! ◆ ・『林家正蔵の演芸図鑑「中野信子 ぴろき 桂慶治朗」』 →ウクレレ…
「落語協会百年興行」三月十日、昼の部。 春風亭一蔵 「置泥」 三増紋之助 曲独楽 古今亭文菊 「つる」 鈴々舎馬風 漫談「楽屋外伝」 ロケット団 漫才「四字熟語」 林家彦いち 「遥かなるたぬきうどん」 入船亭扇太 「ぞろぞろ」 五街道雲助 「勘定板」 林家二楽 紙切り 林家正蔵 「四段目」 仲入り 口上 林家正蔵 立花家橘之助 浮世節 桃月庵白酒 「百年目」(前半) 入船亭扇遊 「百年目」(後半) 一席目から真打で、演目も明るく、賑やか。豪勢な布陣の半ばに入れられた二ツ目・入船亭扇太も「ぞろぞろ」のファンタジーを好演した。 芸協で聴くのと異なり、ベテランは良い意味で太々しい。文菊の場の支配力。…
大盛りあがりで楽しい会でした あれから1年が経ちました 去年ばばん場で開催された古今亭雛菊さん主催の「雛祭」 l-i-t.hatenablog.jp 「来年は日曜日! みんなスケジュール空けといてね!」という言葉どおり、きっちりスケジュールを空けて待っていました。前回は、今や人間国宝に認定された五街道雲助師匠を呼び、今回は入船亭扇遊師匠を呼ぶという。本当に二ツ目で呼べる人材じゃないんですが、そこはやっぱり雛菊さんの性格と人望に依るものなのかもしれませんね。 結論から言うと大変楽しい会でしたので、記録と共に記憶を共有出来ればこれ幸いにございます。 笑いの絶えない、あったかい会でした 黄金の大黒 …
銀白のパラディン -聖騎士-(3) (少年サンデーコミックス) 作者:岡啓介 小学館 Amazon 2月19日の視聴 ・『にんげんドキュメント「ただ一撃にかける」』 →2003年の本放送。栄花直輝さんのドキュメントね。もう20年か〜観たなあ、コレ。おかげで、観られるときは剣道の全日本選手権観るようになったもんね、私。そういや、こないだ⇩も…。 【2023年『11月3日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20231204/1701666679】 →2003年7月。スコットランドのグラスゴー。3年に一度の「世界剣道選手権大会」。“大将”として、日本…
浅草の公園六区にある落語定席の浅草演芸ホールに行ってきました。落語と色芸の漫才と曲芸を楽しみました。 中入りの一つ前から入りました。プログラムです。 ー中入りー 落語 隅田川馬石 漫才 ホンキートンク 落語 小えん 落語 入舟亭扇遊 曲芸 扇屋社中 落語 五街道雲助 中入りの一つ前から入って、びっくりしたのは結構客が入って居る事でした。 客のクスッと笑うところや舞台の落語家との間合いが素敵でTVで観るお笑いとは厳然と違うと思いました。中入りの最初は隅田川馬石です 演目は古典落語の定番「時そば」です。話は良く知って居るのですが、話術、所作で笑わずにはいられません。次は漫才です。 このコンビはじめ…