大井川鐵道の 千頭駅−井川駅 間の 25.5km の鉄道路線。「南アルプスあぷとライン」の公式愛称がある。 急勾配区間のアプトいちしろ駅−長島ダム駅間はアプト式を採用し、アプト式電気機関車を連結し運行されている。 なお、接岨峡温泉駅−井川駅間10.0kmは、2014年9月2日の大雨で発生した土砂崩れの影響で運休中であり、代行輸送は行われていない。
○ リスト::鉄道路線
大井川の中上流域と言えば、まずは大井川鉄道だろう。この鉄道の来し方を調べてみると、大井川との関わりで誕生し歩んできたことがわかる。また逆に大井川鉄道の経歴から、大井川中上流域の産業と開発の歴史をみることもできる。 大井川鉄道のシンボル・蒸気機関車(新金谷駅) 大井川中上流域を川に沿って縦貫する大井川鉄道は、中流域を行く大井川本線と上流域を走る井川線の二つの路線から成っていて、両路線は繋がっているが、直通運転はなく、別々の運行系統になっている。大井川本線の下流側起点は、旧東海道の宿場だった金谷にある金谷駅。JR金谷駅に隣接していて、過去にはJR(当時は国鉄)への乗り入れもあったようだ。 次の駅が…
何がめでたいって、大井川鐵道の本線の縁起の良さ感と言ったらないですよ! ほらほら、見てください。 まずね、金谷…つまり「金の谷」からのスタートです。 路線図は、大井川鐡道さんのHPからお借りしました。 さらに、よーく見てください ⇩ 路線図は、大井川鐡道さんのHPからお借りしました。 合格 → 門出 → 神 → 福 → 大きくて和やかなる田 ですやん!(私の解釈) すごすぎません? この線に乗るだけでご利益をいただけそうな気さえします。 一緒に乗り合わせた地元の方のお話によると、合格(ごうかく)駅はもともと五和(ごか)という名前の駅だった。 門出(かどで)駅は2020年にできた新しい駅。その門…
自由な旅人ケイちゃんです。 人生で一度は行きたい場所、エメラルドグリーンに輝く湖上駅を自分の脳裏に焼きつけた後は、”アプト式列車 南アルプスあぷとライン”に乗って”千頭駅”まで車窓を楽しみました。 ↓ ↓ 前回の続きです。 capydayo.hatenablog.com
逆オメガ状の大井川。 その半島部にホーム。 奥大井湖上駅の全容です。 凄いそのスケールに、感激しました。 ホームに人がチラホラ。 列車がやってくるようです。 模型のように見える列車。 ジオラマの様な風景です。 奥大井湖上駅に列車が停車しました。 ジオラマ感が増します・ そして発車。 乗車しただけではわからないスケール感が伝わってきます。 最後にもう一度駅を。 誰もいないホームを、周りの蝉しぐれBGMを聴きながらしばらく眺めました。 アプト式に奥大井湖上駅、井川線を満喫した2018年の夏です。 鉄道ランキング
閑蔵駅から10分弱。 湖上入口でバスを降りました。 いま来た方向に歩いて行きます。 トンネルの手前で右側へ分かれ道がありました。 そこを進むと…… レインボーブリッジ? 『踊る大走査線』? なんて、お台場のレインボーブリッジよりも早く名前が付けされた橋なんです。 そしてその先に…… トラス橋を渡る井川線。 車両がおもちゃのようです。 さらにトラス橋を渡り対岸へ。 その全景は……。 鉄道ランキング
奥大井湖上駅を発車し、接岨峡温泉駅を過ぎました。 列車のスピードが落ちてきました。 なんと駅でした。 名前は尾盛駅。 タヌキ2人が駅の守り役です^^ 尾盛を発車するとアナウンスがありました。 「関の沢橋梁をわたります」 列車が橋を渡り始めました。 一面の緑の下の方に川が見えます。 それもそのはず、川底からの高さは70.8m。 現在、日本で一番高い橋なんです。 そして程なく終着の閑蔵駅に到着しました。 森林の中にあるホームだけの駅です。 秘境感満点。 ここからバスを利用します。 井川線の始発・千頭駅行きです。 井川線とうって変わって、立派な道路。 バスが速く感じます。 川もスイスイ渡ります。 目…
長島ダム駅を発車し次のひらんだ駅を過ぎました。 進行方向の車窓が凄いことに。 真っ赤なトラス橋が登場しました。 エメラルドグリーンの淵になった大井川を渡ります。 爽快~! 対岸に鉄道線の橋梁のようなのものが見えます。 そうなんです、これは旧線。 長島ダムが出来るまでは、ここを井川線が走っていました。 30年以上前に初めて乗車したときの線路にこうして会うなんて感慨深いです。 着きました! トラス橋を渡った先に奥大井湖上駅があります。 そしてこの駅には愛称があります。 その名も“恋錠駅”。 恋が強く結ばれるそうです。 そんな湖上駅とは一先ずお別れ。 列車はエメラルドグリーン淵をまた渡っていきました…
到着した長島ダム駅で押してくれてきたアプト機関車が切り離されました。 その力強さ、お疲れさま! 長島ダム駅に停車中の列車。 山肌に作られた駅感がタップリです。 客車に運転区間サボあるのもいいですね。 訪問した2018年は終点ひとつ前の閑蔵駅まででした。 ちなみに、閑蔵―井川間は30年以上前にしました。 そして、これから進むトンネルの先に2つの光る眼。 対抗になる上り線です。 トンネル出るところの写真を撮り損ね、ここはこれまで^.^;; 鉄道ランキング
さあ、発車時間になりました。 日本唯一のアプト区間へGO! 早速車窓にはエメラルドグリーンの淵。 ダムの関係で作られた流れです。 車窓に淵となった川を渡る橋。 なかなかなところを走る井川線です。 程なく車窓には、淵でなく放流する流れ。 奥には壁。 車窓正面に長島ダムです! 窓枠の傾きをご覧ください。 凄い傾斜でしょ^^ 90パーミル、1000m進むと90m登る日本一の勾配区間だけのことはあります。 線路はダムを回り込みました。 列車は長島ダム駅に到着しました。 1.5kmのアプト区間が終わりました。 (以下のリンクに上っている様子の写真があります) https://railf.jp/news/…
おおっ! 奥泉駅を出発後しばらくすると車窓に大きい機関車が見えます。 ここはアプトいちしろ駅。 井川線で楽しみにしている区間に到着しました。 この駅では少し停車時間があります。 先程の機関車を最後尾に連結するためです。 やってきました。 下を見ると3本目のレールが見えます。 そうなんです、ここから1駅区間アプト路線なんです。 がっちり連結。 力強い握手のようです。 さあ、準備完了。 大型機関車のパワーをもらい登っていきます。 鉄道ランキング