いつものスーパーを通り越し、 コンビニで、退学の届を印刷した。 かかったお金は、10円だった。 茶色の、黒ずんだ、サビかけのコインを入れたとき、 なんだか可笑しい気持ちになった。 この10円が、私を次なるところへ連れて行ってくれるのだ。 やりたいことを見つけなさい、 やりたいことをしなさい、と言う大人たちのうち、 一体どれほどが、本当にそれを見つけているのだろう。 それは、 10円でも、買えないもの。 ----------------------------- 中村安希さんの『インパラの朝』を読んでいる。 私の脳みそは学問にかぶれているので、 (それらを軸として自分を再建してきた) 旅をすると…