東寺§1からの引き続きとなる今回は広い境内を持つ東寺の西側を巡っていきます。 東寺西側には南から塔頭の潅頂院や小子房、弘法大師空海が真言密教の根本道場東寺を形作り高野山を求め旅立つまで過ごしたとされる御影堂が鎮座しています。 上が今回訪れるところで、一般公開されていない潅頂院や小子房以外は拝観が可能でした。潅頂院東門から壁沿いに北上していきました。 上は小子房の勅使門。 この先にある小子房は天皇を迎える特別な建物で、現在の建物は、弘法大師空海の1,100年の年忌に合わせ昭和9年(1934)に再建されたもの。混沌とした南北朝時代、建武3年(1336)、北朝の足利尊氏(源尊氏)が光厳上皇を奉じ都に…