多分、私はずっと自分に不満があった。なぜならずっと自分の正しい理想がそのときそのときで瞬時にこの脳内にあったから。 今思えば、ずっと不満な状態を12歳から27歳の今まで続けている。 それがどんなに辛いことか。惨めか。哀れか。精神的にも肉体的にも。 そして、そんな自分をいつだって恥ずかしい存在としか考えられなかった。 そうやって考え出したら全てがそういう”ヤツ”に吞み込まれてきた。 そうやって考えてきた私の一番の失敗は、借金が膨れ上がったこと。現在年収以上の借金を抱えている。口ではなんとかなる、と言っているが、たまにひどく憂鬱な夜があって、真っ暗で、全てを終わらせたくなることがある。だけど、終わ…