方丈記の冒頭の 「ゆく川の流れは絶えずして。しかも、もとの水にあらず。 よどみに浮かぶ泡沫は、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたるためしなし」 川の流れをじっと見つめているといつもこの言葉を思い出します。 自分の人生を振り返り、いろいろな事があったけれど、結局はこういうものなのだな~ とつくづく感じます。 誕生し、成人して、子供を育てて、次の時代に受け継がれていく、その人間としての流れは、この言葉に言い現わされている通りです。 自然界のものはすべてこういうものなのかもしれません。 人間の細胞も常に入れ替わっています。 今日の私は昨日の私ではないにもかかわらず、いつも同じ人間(自己同一性)で…