前回に続き、託麻に遺る歴史をもう少し・・・。 昨日朝のライドの後に関連する場所を廻った 水前寺陸上競技場の南側に、「天授勤王戦跡」の碑がある。 元和元年(1378年)、九州探題に就任した北朝方の今川了俊(貞世)の軍と、16歳の菊池武朝と20歳の良成親王ら南朝方の軍が戦った「託麻が原の戦」の記念碑である。 菊池武朝 良成親王 北朝軍20,000人に対し南朝軍3,500人とも言われている圧倒的劣勢のなかで南朝方が奇襲作戦で奇跡の様な勝利を収め、南朝方が勝利した最後の戦いとされている。 時は流れて江戸時代の中期。この地を開拓しに入植した農民たちが原野を掘り返すと、託麻が原の戦いで討ち死にした者たちと…