現在の広島の自宅の近くを走るJR可部線は、2003年までは三段峡駅まで走るそれなりに長い路線でした。計画では、そこからさらに北進して島根県の浜田まで行くはずだったのですが、いろいろあってご破算となり、三段峡までの線路すらも廃止となって現在に至っています。一方で島根県側の路線は、戦前から今福線という名称で工事が進められ、山陰本線の下府(Shimokou)駅から分岐し金城(Kanagi)町の途中まではほぼ完成という状態まで持って行けたにもかかわらず、運悪く戦争やら水害やらあって結局は鉄道が走ること無く放棄されてしまいました。現在でもその痕跡の一部が残されていて、しかも場所によってはその線路が敷かれ…